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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 地域経済分析 | |
ちいきけいざいぶんせき | ||
Regional Economic Analysis | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 朝日 幸代(人文学部法律経済学科) | |
ASAHI Sachiyo |
授業の概要 | この講義では、地域経済データを用いて、計量経済学的方法で分析する方法を解説し、地域経済の現状把握が可能になる分析事例や地域経済データや地域環境関連データを統計学的に処理することをまなぶものである。 地域経済データや地域産業データ、地域の環境関連データについては、テレビや新聞など数多くのメディアに取り上げられているデータを用いる他、地域産業連関表を用いた分析も行う。 |
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学習の目的 | 受講生が独自に地域の経済および環境、産業分析を行え、地域経済について、自ら研究を行えることになることを第1の目的とする。 |
学習の到達目標 | 地域経済データを自ら用意し、統計学、計量経済学的手法を活用することによって分析することを理解する。様々な地域問題について、データから考える。 地域経済の現状を理解し、議論するための分析手法の習得を目指す。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | |
授業の特徴 | |
教科書 | テキストは使用せず、課題のファイルを提供する。 |
参考書 | 『産業連関分析入門 』日経文庫 宮沢健一(日本経済新聞社) 『エコノメトリックス』 伴金美・中村二朗・跡田直澄 (有斐閣) 『Excelによる産業連関分析入門』 井出 真弘 (産能大学出版部) 『実践 計量経済学入門』、山澤成康(日本評論社)その他は講義中に紹介する。 |
成績評価方法と基準 | 2回の課題のレポート、出席状況により総合評価する。 出席しない学生や講義中に課す課題を行なわない学生は評価の対象としない。 |
オフィスアワー | 毎週木曜日12:00~13:00 |
受講要件 | EXCEL操作やインターネットの利用、PC上でデータおよび文章入力などができる学生を対象とする。 |
予め履修が望ましい科目 | 計量経済学 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 履修する学生さんのコンピュータ操作能力も考慮しながら、確実に理解できるように進める。 復習が常にできるように、講義で利用する資料はファイル形式で配布する。 |
その他 | 実習形式の講義のため、欠席をすると講義内容が理解できなくなります。必ず出席してください。 |
キーワード | 地域経済の現状をデータで知る、地域経済データ、地域産業連関分析 |
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Key Word(s) | |
学習内容 | 第1回 地域経済データの特性と種類 第2回 地域特性の分析 第3回 地域比較 記述統計(1) 第4回 地域比較 記述統計(2) 第5回 地域の所得格差の分析 第6回 地域における生産関数 第7回 地域における人口の予測 第8回 地域調査の概要 第9回 調査結果単純集計とクロス集計 第10回 地域工業統計利用、特化係数 第11回 地域産業連関分析の概要 第12回 地域産業連関表の利用方法(1) 第13回 地域産業連関表の利用方法(2) 第14回 産業間の関係性を見出す 第15回その他 地域経済の波及効果分析 |
学習課題(予習・復習) | 地域経済データの種類と出典を復習する 地域経済データを用いて統計処理できるか 地域間比較の分析を復習する 記述統計の方法を理解しているか確認する 地域所得データを用いて比較分析をする 生産関数を理解しているか確認する 地域の人口データを用いた予測をする 地域調査を実施することを想定して考える データ収集とデータのとりまとめを考える 地域の工業統計の特徴と利用を復習する 地域産業連関分析を理解しているか確認 地域産業連関表の特徴を理解しているか 地域産業連関表を利用した分析方法を復習 感応度係数と影響力係数を復習する 雇用、環境問題を扱った分析結果を考える |
ナンバリングコード(試行) | HU-ECON-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら