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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 英米言語構造論特講 II
えいべいげんごこうぞうろんとっこうに
Special Lecture on the Structure of English Sentences II
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間
開講場所

担当教員 澤田 治(人文学部)

SAWADA Osamu

sawadao@human.mie-u.ac.jp

TAの情報

学習の目的と方法

授業の概要 本演習では、慣習的推意や前提等の非命題的意味と情報構造との関わりについて考察する。具体的には、モーダル副詞や談話標識(discourse particles)の意味に焦点を当て、(i) 我々は会話を進めていく中で、どのように聞き手と情報を共有しているのか、(ii) モダリティ、談話標識は情報のアップデートに関してどのような役割を果たしているのか、(iii) 非命題的意味(前提、慣習的推意)と命題的意味の間には情報のアップデートに関してどのような違いがあるのか、といった問題を、形式意味論、語用論および言語哲学の観点から考察する。
学習の目的 英語、日本語におけるモダリティ・談話表現の意味を詳細に分析し、ことばの意味解釈の背後にある原理や法則性・体系性を理解する。
学習の到達目標 具体的な言語現象を言語理論を用いて分析できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 教科書は使用しません。
参考書
成績評価方法と基準 授業参加・発表・課題:60%、レポート:40%
オフィスアワー オフィスアワーの時間帯等については最初の授業で決めます。
受講要件 言語学についての科目を履修済みであることが望ましいです。
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 あらかじめ学生に予習の範囲を指示する。各自が課題を持ち、自分の考えを発表できるよう、プレゼンテーションの場を設ける。
その他

授業計画

キーワード Information structure, dynamic semantics, common ground, assertion, modality, discourse particles, evidentiality, presupposition/conventional implicature, at-issue meaning vs. non-at-issue meaning, semantics-pragmatics interface
Key Word(s)
学習内容 Week 1: Introduction
Week 2-3: Common ground, update semantics, dynamic semantics
Week 4-5: Not-at-issue content and information structure
Week 6-7: Focus
Week 8-10: Discourse particles
Week 11-13: Modal adverbs
Week 14-15: Semantics-pragmatics interface
Week 16: Presentations
学習課題(予習・復習) 毎回リーディングの内容をベースに授業を進めます。あらかじめ予習をして授業に臨んでください。授業は演習形式で行いますので、積極的に発言、発表(プレゼン)をしてください。学期の最後には、期末レポートのトピックについて発表してもらいます。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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