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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 日本文学B | |
にほんぶんがく | ||
Japanese Literature B | ||
授業テーマ | 連句入門 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 吉丸雄哉(人文学部) | |
YOSHIMARU,Katsuya |
授業の概要 | 連句という文芸を学ぶ。連句とは、簡単にいえば俳句をつなげていく遊びである。5・7・5の句に7・7の句をつけ、さらに5・7・5の句をつけ、さらに7・7の句をつけ…というのを一定数まで続ける。すべての参加者は、毎回の宿題および授業時間内に作句してもらい、参加者の投票により、付句を決める。半歌仙(18句)前後の連句を巻く予定。式目は教科書を使って適宜教えるので、それにそった作句を行う。 |
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学習の目的 | 1.連句の制作により、連句という文芸の面白さを知る。2.連句の多様な解釈ができるようになる。3.連句の式目を学ぶ。 |
学習の到達目標 | 1.連句を通じて、日本の伝統的な季節感に鋭敏になる。2.連句の式目にそって、一座で連句を巻くことができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | |
教科書 | 連句実作のため、歳時記と式目集を兼ねた『連句・俳句季語辞典 十七季』(三省堂)の購入が絶対に必要である。 |
参考書 | 東明雅『連句入門』(中公新書)。『連句 ―学びから遊びへ』(おうふう、平成20)、『連句 ―理解・鑑賞・実作』(おうふう、平成11)、『連句 ―そこが知りたい』(おうふう、平成15)、深沢眞二『連句の教室: ことばを付けて遊ぶ』 (平凡社新書、平成25) 、又吉直樹・堀本裕樹『芸人と俳人』(集英社、2015)その他の参考図書は授業で一覧を配布する。 |
成績評価方法と基準 | 連句の実作の評価が10割。選句された数に従ってランクづけを行う。 |
オフィスアワー | 火曜日の昼休み。長時間の相談が必要な場合、事前に連絡のこと。 |
受講要件 | 連句は座の文芸といって、集団のまとまりを大切にする。初回の授業に遅刻・欠席した者は受講を認めない。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 人文学部の日本文学の授業 |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 連句を読む。連句の実作を行う。 |
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Key Word(s) | |
学習内容 | [授業計画] 一回 俳諧ならびに連句の解説。 二回 以降、連句の付句の選定。連句の解釈の発表を順に行う。 以後、十五回まで続く。 連句の実作は毎回の宿題のほか、授業時間で即吟してもらうことがある。選句にあたっては、各人に選句の理由を話してもらう。 半歌仙(18句)ほどの数の連句を巻く予定。 |
学習課題(予習・復習) | 毎回宿題として付句を考えてもらう。 上手な句を詠むためには、参考書に目をとおしたほうがよい。 |
ナンバリングコード(試行) | LIJLIT1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら