シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 政治学B | |
せいじがく | ||
Political Science B | ||
授業テーマ | 日本の政治と世界 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
水曜日 7, 8時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 岡田宏太郎 | |
OKADA,Kotaro |
授業の概要 | 後期の授業では、世界に目を向け、現代世界の政治経済を理解する基礎を身につけていきたいと思います。授業の内容は、第二次大戦後の日米両国と両国間の関係が中心ですが、ヨーロッパや、発展途上国の状況も取り上げていきます。 |
---|---|
学習の目的 | まず、いわゆるグローバル化の時代における政治経済の理解に必要な概念、用語を説明し、その上で、第二次大戦後の日本とアメリカの政治経済の動き、相互関係を、順を追い考察、理解していきます。 戦後体制の確立、高度経済成長期と、その後の危機の時期を経て、「経済大国」化した日本の政治経済の特質は、「冷戦」後の米国の対日政策の変化にともない、さらに大きく変容したと考えられます。これらについて、前期とは異なる観点からの理解を目指し、その際、特に政治と経済の関連に注意していきます。 最終的には、発展途上国の状況も概観した上で、現代の政治と国家の本質的性格についての理解を深め、米トランプ政権時代の世界の大局的動向についても考察してみたいと思います。 |
学習の到達目標 | 1 政治学の最も基本的な用語、概念を理解し、説明できる。 2 第二次大戦後の時代の前半または後半について、日米両国の政治経済の流れ、相互関係の基本的特質を理解し、概説できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 教科書は使用しません。 |
参考書 | 参考文献は授業中に適宜指示していきます。 |
成績評価方法と基準 | 期末試験による(60%以上の得点で合格)。 |
オフィスアワー | 非常勤講師なので、質問等は基本的に授業の前後にお願いします。 |
受講要件 | 特にありませんが、日頃から政治、経済に関心をもっていることが望ましいです。 |
予め履修が望ましい科目 | 特にありませんが、前期からの継続した受講は歓迎します。 |
発展科目 | 政治、経済にかかわるその他の科目全般。 |
授業改善への工夫 | 試験勉強がしやすいように重要ポイントをしぼって明示します。また、その時々の政治の動きを顧慮しつつ講義をすすめていくこと、タイミングよく参考文献紹介ができるように、より注意したいと思います。 |
その他 |
キーワード | グローバル化、国民国家、日米関係、小さな政府、発展途上国 |
---|---|
Key Word(s) | globalization, nation-state, U.S.-Japan relationship, small government, developing countries |
学習内容 | 1.基本用語の解説、問題提起 2.第二次大戦前から戦後への転換 3.アメリカによる戦後体制の構築――日本の民主化と「逆コース」 4.アメリカによる戦後体制の構築――ブレトン・ウッズ体制 5.現代政治の理解のための基本的視点、「大きな政府」、「小さな政府」 6.米ソ「冷戦」の諸様相 7.「冷戦」と日本――高度経済成長の時代 8.1970年代の政治経済の危機とアメリカの衰退 9.ソ連、東欧の社会主義体制の崩壊 10.米レーガン政権と日本 11.1990年代のアメリカと日本――「経済大国」の曲がり角 12.動揺するアメリカの覇権と日本 13.グローバル化と各国の政治体制の歴史的展開 14.先進国と発展途上国 15.グローバル化の中の今日の政治 |
学習課題(予習・復習) | 期末試験に向けて、各回の授業でのキーワード、重要事項を確認、復習していくこと。さらに、授業中に紹介した参考文献で関心をひくものを、自主的に読み進めていくこと。 |
ナンバリングコード(試行) | LIPOLI1 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら