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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)創成工学教育科目 | |
領域 |
創成工学 |
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受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 造船工学特論 | |
ぞうせんこうがくとくろん | ||
Advanced Naval Architecture | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可, 自専攻の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 松本光一郎, 長浜光泰, 中村哲也,後藤健二, 原田朋宏, 辻 健吾,齊藤幸男, 田中信也, 山内 豊,田中宏治(ジャパンマリンユナイテッド(株)) | |
MATSUMOTO, Kouichirou NAGAHAMA,Mitsuyasu NAKAMURA, Tetsuya GOTO, Kenji HARADA, Tomohiro TSUJI, Kengo SAITO, Yukio TANAKA, Shinya YAMAUCHI, Yutaka TANAKA, Kohji |
授業の概要 | ・海上輸送における安全と環境への取組みとその重要度 ・実際の製造現場で行われている生産・安全・品質に関する管理とその意義 ・構造設計、プラント設計など各種技術の製造現場での応用 |
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学習の目的 | 造船に関わる様々な工学を、実際のエンジニアの話を通して学ぶことにより、船舶や海洋構造物に関する知識を習得する。 |
学習の到達目標 | 造船関連の広範な知識を習得する. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 資料を配布 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 適宜レポートの提出を求め、この内容と出席点により成績評価とします. |
オフィスアワー | 講義終了後、講師と約30 分程の質疑応答を含む交流時間を持つ. |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 特になし |
授業改善への工夫 | 学生が造船に関して強い関心を持つように実際の機器についてわかり易い解説を心がけるとともに、工場・研究所見学の機会も設ける. |
その他 |
キーワード | 海上輸送、造船、環境、安全、省エネ、プラントシステム、自動化、生産、品質 |
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Key Word(s) | Marine Transport, Naval Architecture, Environment, Safety, Energy Saving, Plant System, Automation, Production, Production Quality |
学習内容 | ① 造船概論 造船業を取り巻く環境 (担当:松本光一郎) A)海上輸送と船舶の役割 B)船舶の種類と用途 C)関連産業 ② 船型デザイン (担当:長浜光泰) 抵抗推進性能向上技術(船型設計、省エネ装置、CFD技術、水槽試験) ③ 構造基礎 (担当:中村哲也) A)船体強度と振動 B)船体構造設計 C)損傷事例 ④ 推進プラント (担当:後藤健二) A)主機エンジンとボイラを中心に熱力学に関する知識 B)エンジンの種類(中速・低速ディーゼル/蒸気タービン/ガスタービン)と特徴。特性を勘案した船舶への適用 ⑤ 省エネ推進プラント (担当:後藤健二) ヒートリカバリシステム、Shaft Generator、Turbo Generator、ハイブリット過給器 ⑥ 研究所見学 (180分) (担当:松本光一郎) A)船型試験水槽、構造実験棟、氷海水槽の見学 B)研究開発事例(船舶性能/構造/生産技術) ⑦ 電気設備、自動化 (担当:田中宏治) 電気設備概論と船舶自動制御、監視システム ⑧ 環境 (担当:原田朋宏) A)海洋汚染防止とGHG削減に対する造船の取組み。(排ガス規制、バラスト水処理など国際規制と対応) B)海洋汚染防止策(船体の二重船殻化、電動ウインチ/ハッチカバーなど上甲板オイルレス化) ⑨ 品質向上への取組 (担当:辻健吾) A)製造現場における不具合の発生原因とその影響 B)事故例の紹介とその影響(技術者の役割と責任の理解) C)企業におけるISO9001(品質)、ISO14001(環境)の取り組み ⑩ 安全 (担当:辻健吾) 安全設備(レーダー、衝突防止、防火区画、消防設備)と救命設備(ライフボート/ラフト、GMDSS) 造船の安全と効率への配慮(腐食対策/安全点検設備/荷役効率/運行効率・・・) ⑪ 船舶建造 (担当:齊藤幸男) 溶接技術、自動化、ロボット、生産システム ⑫ 造船所見学 (180分) (担当:田中信也) 実際の製造現場を見て技術者の役割と責任を実感してもらう。 安全/自動化/効率化・・・ ⑬ 砕氷船Ⅰ (担当:山内 豊) 氷海域開発と氷海船舶の役割、設計 ⑭ 砕氷船Ⅱ (担当:山内 豊) 南極観測船「しらせ」の特徴、南極航海体験記録 ⑮ 造船将来像 (担当:松本光一郎) ソフトウエア(主に運航制御関係)/ハードウエア(主に推進機・船型関係)等の将来船に関する概要 A)GHG削減への取り組み B)ソフトウエア:カーナビの海上版(Sea.Navi)による経済運行と安全の確保 C)ハードウエア:燃料電池船、原子力船、エコシップ等の未来船の紹介 |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | EN-COMN-5 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら