シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学部情報工学科 ・基礎教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
|
選択・必修 | 必修 学科必修 |
|
授業科目名 | 工業数学 II | |
こうぎょうすうがく 2 | ||
Advanced Engineering Mathematics II | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
|
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 西野 隆典 | |
NISHINO, Takanori |
授業の概要 | 物理現象の数式的記述や工学的解析の問題は、微分方程式によって表現されることが多いため、工学の各方面ではこの学習が重要なことは云うまでもない。特に情報工学では基礎として、理解することが必要である。ここでは線形常微分方程式を中心とし、1階、2階(定数係数、変数係数)方程式の解につき解説し、演習をとおして計算能力の向上につとめる。 |
---|---|
学習の目的 | |
学習の到達目標 | 技術者として実際に微分方程式とその解法を駆使できる能力を身につける. |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 理工系の数学入門コース4 常微分方程式(矢島信男,岩波書店) 技術者のための高等数学3 フーリエ解析と偏微分方程式(E.クライツィグ,培風館) |
参考書 | 技術者のための高等数学1 常微分方程式(E.クライツィグ,培風館) |
成績評価方法と基準 | 確認テスト(30点),中間試験(35点),定期試験(35点) の合計100点を10点満点に換算し,6以上を合格とする。 ただし,合格基準点に達している場合であっても,確認テスト,中間試験,および定期試験の点数が,それぞれ1/3に満たない場合には不合格とする。 |
オフィスアワー | 質問,連絡などは,講義時あるいは講義終了時,または西野教員室(情報工学科棟3F)にて対応する。なお,教員室で対応の場合は,事前に電子メール(nishino@pa.info.mie-u.ac.jp)でアポイントメントをとることが望ましい。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 常微分方程式の学習には、予備知識として実変数の微分および積分を身につけておきたい。 |
発展科目 | さらに偏微分方程式、非線形微分方程式については関連する科目で学習する。本科目は物理現象の記述の基礎となるから、物理関係(力学, 電磁気学等)の理解に必要なだけでなく、情報工学で計算の対象となる重要なものである |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 微分方程式,変数分離型,特解,定数変化法,二階線形微分方程式,ラプラス変換,フーリエ変換 |
---|---|
Key Word(s) | differential equation, variables separable type, particular solution, variation of parameters, second order linear differential equation, Laplace transform, Fourier transform |
学習内容 | 第1回 イントロダクション 第2回 変数分離型微分方程式と同次型微分方程式 第3回 1階線形微分方程式 第4回 完全微分型方程式と非正規型方程式 第5回 定数係数の2階線形微分方程式(斉次型) 第6回 定数係数の2階線形微分方程式(非斉次型) 第7回 変数係数の2階線形微分方程式 第8回 特別な型の微分方程式 第9回 中間試験 第10回 ラプラス変換 第11回 ラプラス変換と微分方程式(1) 第12回 ラプラス変換と微分方程式(2) 第13回 フーリエ級数 第14回 フーリエ級数と微分方程式 第15回 フーリエ変換 第16回 定期試験 |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | EN-INBS-2 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら