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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 |
工学部建築学科 ・専門教育 建築生産 |
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受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 必修 学科必修 |
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授業科目名 | 構造材料実験法 | |
こうぞうざいりょうじっけんほう | ||
Structural Materials Laboratory | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限 実験は班ごとに分かれて交代で行う。詳細な予定は授業冒頭で資料を配付する。 |
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開講場所 | 講義および演習は21番教室、実験は構造材料実験室および建築棟周辺の敷地。 | |
担当教員 | 〇畑中 重光,川口 淳,三島 直生,田端千夏子(工学部建築学科) | |
〇HATANAKA,Shigemitsu KAWAGUCHI,Jun MISHIMA,Naoki TABATA,Chikako |
授業の概要 | 建築分野における主要構造材料であるコンクリート、鋼材および木材に関する知識を講義および実験を通して修得する。 H形鋼材の曲げ試験では、弾性力学の基礎を復習する。 コンクリートの強度試験では、学生自らがコンクリートの調合設計・打込みを行い、作成した供試体を用いて強度試験を行う。 鉄筋コンクリート梁の曲げ試験では、梁部材の制作および曲げ実験を通して、鉄筋コンクリート部材の曲げ理論の確認と、その破壊挙動を理解する。 木材については要素試験によりその基礎的な材料特性を把握する。 平板測量および水準測量により、測量の原理および方法を理解する。 |
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学習の目的 | 実際の建築構造材料を用いた実験により、講義で学習した各種の特性および理論を実際に確認し、また、知識を定着することを目的とする。 |
学習の到達目標 | 鉄、コンクリートおよび木の基礎的な材料特性を説明できる。 コンクリートの作成方法を説明できる。 H型鋼および鉄筋コンクリート梁の曲げ変形挙動を説明できる。 基礎的な測量方法を説明できる。 行った実験の内容および結果を整理し報告書として取りまとめることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 実験 |
授業の特徴 | PBL |
教科書 | 特に指定しない |
参考書 | やさしい構造材料実験(谷川恭雄、畑中重光、三島直生 他、森北出版) |
成績評価方法と基準 | レポートによって10段階評価し、6点以上を合格とする。レポートは、全て提出することを条件とする。 |
オフィスアワー | 全教員とも、授業時間内。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 建築力学I、建築構造材料 |
発展科目 | 鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、木質構造 |
授業改善への工夫 | 実験の授業に先立ち、構造材料実験室における安全教育を行う。 少人数の班に分けて実験を実施することで、主体的に実験に参加することができるようにする。 実験後に演習問題を解かせる時間を設け、実験内容を復習させる。 |
その他 |
キーワード | コンクリート、鉄筋、木材、鉄筋コンクリート、H型鋼、圧縮試験、引張試験、曲げ試験、調合設計、測量 |
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Key Word(s) | concrete, steel bar, wood, reinforced concrete, H-shaped steel, tensile test, bending test, mix proportion design, surveying |
学習内容 | 1.構造材料実験法の概説 2.実験室における安全教育(①,②) 3.実験方法の説明(①~⑥) 4.コンクリートの調合および打込み 5.コンクリートの強度試験 6.RC梁の鉄筋の組立て 7.RC梁打設 8.RC梁の脱型およびゲージ貼り(①,②) 9.RC梁の曲げ試験(①~③) 10.鉄筋の引張試験(①,②) 11.H型鋼の曲げ試験 12.木材の圧縮試験 13.測量実習(①~③) 14.測量内業(①,②) 15.演習問題(①,②) 16.確認試験 |
学習課題(予習・復習) | 実験前に実験内容を資料に基づき予習しておく。 実験後にレポートを作成し、提出する。 |
ナンバリングコード(試行) | EN-ARCH-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら