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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次
2023年度以降入学生向けの科目名
授業科目名 ロシア語IAa
ろしあご いち えい えい
Russian I Aa
授業テーマ 文法中心
単位数 1 単位
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
2022年度以前入学生向けの科目名
授業科目名 異文化理解Ⅰ基礎(ロシア語)a
いぶんかりかいいちきそ(ろしあご)えい
Foreign Studies I Basic (Russian) a
授業テーマ 文法中心
単位数 1 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-FORL1516-001
開放科目 非開放科目    
分野 国際・外国語
分類・領域

教養基盤科目・異文化理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 水曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 山路 明日太(非常勤講師)

YAMAJI, Asuta

実務経験のある教員 【教員名】 山路 明日太
【実務経験の内容】北海道警察学校非常勤講師(ロシア語)
【授業内容との関連性】警察学校において異文化理解の一環としてロシア語の初歩を教えた経験から,実社会においても役立つような観点から語学指導を行うよう努める。ロシアにおける実地生活の経験も生かし,現実のロシア文化・社会やロシア人の国民性に関する知識と経験についても伝える。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 異文化理解の観点からみて、英語以外にいくつかの外国語を知ることは大切です。本授業では、ヨーロッパの言語のなかでも英語とは多くの点で異なるロシア語を学び、そのことによって言語の多様性を知ってもらいたいと思います。ロシア語の発音の基礎を手はじめに、初級文法をすこしずつ学んでいきます。
学修の目的 ロシア語の基礎的な文法を習得したうえで、日常生活でよく使われる文章を理解でき、自らの考えを伝えられるようになることをめざします。
学修の到達目標 1)ロシア語の文字を正確に発音できる。
2)ロシア語の文字を自由に読み書きできる。
3)ロシア語で簡単な挨拶、受け答えができる。
4)ロシア語初等文法の基礎を理解し、運用できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点30%、小テスト・課題40%、定期試験30%。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 英語や日本語の文法などと比較しながら、理解しやすい説明を心がけます。難しい発音や文法事項については何度も基礎に立ち返りながら説明します。
教科書 桑野隆『新版 はじめてのロシア語』(白水社)
参考書 辞書は必須ではありませんが、活用することで学習効率は上がります。例えば木村彰一他『ロシア語辞典』(博友社)を推薦します。
オフィスアワー 非常勤のため、連絡方法については初回のガイダンス時に説明します。
受講要件 ありません。
予め履修が望ましい科目 ロシア語IBaも合わせて受講すると学習効果が高くなります。
発展科目 ロシア語ⅠAb
その他 2022年2月24日にロシア軍がウクライナへ軍事侵攻し、戦争を仕掛けている現状、ロシア語を学ぶ意味などあるのか、私にはわかりません。ロシア人にもウクライナ人にもそれなりに多くの知人・友人を持ち、かれら個々人の優しさ、おおらかさ、面白さ、友達思いの人柄、研究に取り組む真摯な姿勢、客に対する歓待ぶり、酒の飲みっぷり、笑い話で周囲を沸かす才能などを知るものとして、ウクライナ戦争でのロシア軍の残虐ぶりには信じられない思いを抱かされます。それでもなお思うのは、ロシアには、ドストエフスキーやトルストイ、チェーホフをはじめ数多くの文学の傑作、バレエやオペラ、舞台芸術の伝統、ハリウッドとは全く異なる趣の映画作品などがあること、それらの魅力をみなさんにもぜひ味わってもらいたいということです。また、たとえロシアに幻滅させられたとしても、事実、ロシア語を習得することが、隣国ウクライナはもちろん、ポーランドやチェコ、セルビア・クロアチアやブルガリアなどスラブ語圏の数々の言語を学ぶための足がかりになることは、間違いありません。そしてウクライナにおいてもロシア語を母語とする人々は数多くおり、「われわれはロシア語をプーチンに渡しはしない」というスローガンもあるほどです。私自身も自問させられている毎日ですが、ロシア語習得のためのお手伝いができればと思っています。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ロシア、ロシア語、文法、異文化理解
Key Word(s) Russia, Russian language, Grammar, Cross-cultural understanding
学修内容 1.ガイダンス,ロシア語の全体的特徴について。
2. 文字と発音(1)。アクセント。
3.基本的な平叙文と疑問文(1)。
4. 文字と発音(2)。動詞の不定形と現在人称変化(第1変化)
5.子音の同化。名詞の複数形。
6.綴り字の規則。所有代名詞,疑問代名詞。格。
7.指示代名詞。形容詞(長語尾形)の性数変化,疑問代名詞。
8.動詞の現在人称変化(第2変化)。
9.前置格。вとна。Ся動詞の現在人称変化。形容詞の形をした名詞。
10. 過去時制形。Бытьの過去形の用法。
11.生格。所有の表現とその否定。
12.対格,活動名詞と不活動名詞。運動動作の目標,移動の手段。与格。
13.бытьの未来形の用法。合成未来。造格。述語の造格。
14. 人称代名詞の格変化。кто,чтоの格変化。
15.不定人称文。名・姓・父称。形容詞の格変化。
事前・事後学修の内容 文法事項に関する予習はあまり必要ありませんが、各課の練習問題は毎回宿題となります。復習として必ずやってきてください。また、意味を理解した上でのテキストや例文の音読は語学習得の上でとても大切です。必ず読みの練習も心がけるようにしましょう。
事前学修の時間:20分/回    事後学修の時間:100分/回

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