三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の思想D
にほんのしそうでぃー
Japanese Thought D
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本思想特論D
にほんしそうとくろんでぃー
Lecture on Japanese Philosophy D
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2110-005
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 遠山 敦(人文学部)

TOHYAMA, Atsushi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 日本近世に関する代表的な文献を数点選定し、具体的な詞章に即しつつ、また関連する資料にも言及しながら、問題点について解説を加えてゆく。
学修の目的 日本近世において儒学、とりわけ宋学がどのように受容され、展開していったか、また宋学批判の上に新たな思索を展開した伊藤仁斎・荻生徂徠らの古学について、そこでは何が問われていたのかについて基本的な理解を得ることができる。また儒学に対抗して現れた国学について、松阪出身の本居宣長を中心に、その基本的な問題意識を理解することができる。
学修の到達目標 日本近世儒学の展開や、国学の思想運動について、基本的な知識を得ることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末筆記試験;80%、中間リポート;20%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 講義終了後にMoodleに質問票の提出を課す。次回講義での質問への応答を通じて、できうる限り双方向授業となるよう努める。
教科書 プリント資料を配付する。
参考書 随時指示する。
オフィスアワー 毎週金曜日7・8限(その他応需)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 朱子学、伊藤仁斎、荻生徂徠、賀茂真淵、本居宣長
Key Word(s) Neo-Confucianism, Itoh Jinsai, Ogyu Sorai, Kamono Mabuchi, Motoori Norinaga
学修内容 1.ガイダンス(第1回)
2.近世儒教の受容と展開
  a)朱子学の概要(第2~3回)
  b)日本朱子学派における敬の重視(第4回)
  c)日本的陽明学の特質(第5回)
  d)古学派の展開①~伊藤仁斎~(第6~9回)
  e)古学派の展開②~荻生徂徠~(第10~11回)
3.国学の展開
  a)前期国学(第12回)
  b)本居宣長の国学(第13~14回)
4.まとめ(第15回)
事前・事後学修の内容 事前学修として、指定されたテキストや時間毎に配布される次回分資料を予め熟読しておく。事後学修として、講義の内容を整理し、疑問点を見いだして質問票を作成・提出する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University