三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
海洋動物学実験と同時受講すること
選択・必修 選択必修
教育コース選択必修:海洋P指定科目
授業科目名 底生生物学
ていせいせいぶつがく
Benthic biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2531-013
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 木村妙子(生物資源学部教授)

KIMURA, Taeko

実務経験のある教員 動植物関係の仕事に関わる専門学校で指導をした経験を生かし,
海洋生物の特性について多様な観点から教育を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 底生生物は海洋生物の代表的な生活形であり,多様な分類学的及び生態学的な側面を持っています。底生生物学の講義では生態学の基礎的な概念を通じて,海洋の底生生物の分類学的および生態学的な特徴について主体的に考え,議論しながら学んでいきます。また,三重県地域の沿岸生態系についても,実例を通じて学んでいきます。さらに海洋生態系と人間の関わりについて学び,今後の海洋生態系の保全や持続的な利用のあり方について考えていきます。
(育てたい資質や能力)
この講義を通じて,底生生物の広範な分類学的素養と生態学の基礎を学び,海洋生態系における生産や利用,その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけることを目指します。
(DP,CPとの関係)
この講義は,三重大学の目標である4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」を身につけるため,生物資源学部のDPである(2)生命,環境,食料,健康などに関する生物資源学の基本的な知識と技術・経験の取得を目指します。
学修の目的 底生生物学は海洋生物の代表的な生活形である底生生物の多様な分類学的及び生態学的な側面について理解する講義です。この講義を受講する学生は,海洋生態系における生産や利用,その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけるために,底生生物の広範な分類学的素養と生態学の基礎を学んでいきます。さらに海洋生態系と人間の関わりについて学び,今後の海洋生態系の保全や持続的な利用のあり方について考えていきます。
学修の到達目標 この講義を受講する学生は,海洋生態系における生産や利用,その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけることができます。そのために,以下の学修到達目標を設定します。
(知識)
底生生物学の講義では生態学の基礎的な概念を通じて,海洋の底生生物の分類学的および生態学的な特徴について習得し,地域の生態系や人間との関わりについて,具体的な事例を挙げ,それぞれを関連づかせて説明ができるようになる。
(態度)
質問に対する意見発表や,複数の意見についての議論を通じて,お互いの意見に対して理解を示すとともに,適切な質疑を行うことで内容を深めることができます。
(技能)
事前事後学習や授業中の発表や議論,定期試験を通じて,底生生物の分類学や生態学に関する基礎的な知識および海洋生態系と人間の関わりの問題点について,自ら調べることができるようになり,論理的な文章でまとめる力を養うことができます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 発表10%,課題提出10%,期末試験80%
(知識)知識の定着度および事前事後学修を講義と相互に作用させ知識を深化させられた程度について期末試験で評価します(70%)
(態度)主体性やコミュニケーション力を授業中の発表で評価します(10%)。また,毎回の授業での内容に関する質問や意見などを課題提出で評価します(10%)
(技能)論理的な思考を文章にまとめる力を期末試験で評価します(10%)
以上の評価基準をもとに60%以上で単位が取得できます。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 実際の野外調査や生物調査を行う海洋動物学実験と密接に連動し,より楽しく専門性を高めた内容にする。
自習学習のための書籍などを紹介する。
教科書 海岸動物の生態学入門ーベントスの多様性に学ぶ(ベントス学会編,海文堂出版)
参考書
オフィスアワー 出張期間や会議時間帯を除き随時,539室
受講要件 同時に海洋動物学実験を履修していること。
フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること
予め履修が望ましい科目 海洋生物学、浮遊生物学、海洋個体群動態学
発展科目 海洋生物資源調査実習、生物統計学
その他 環境教育に関連した科目
高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13232
キーワード 海洋生態,ベントス,干潟,サンゴ礁,深海,保全,外来種
Key Word(s) Marine ecology, benthos, tidal flat, coral reef, deep sea, conservation, exotic species
学修内容 1.海洋の生物多様性
2.海洋の生物多様性(軟体動物門)
3.海洋の生物多様性(節足動物門)
4.海洋の生物多様性(環形動物門)
5.干潟の生物群集
6.干潟の生態系
7.干潟の生態系とその保全
8.砂浜の生態系とその保全
9.岩礁,転石地の生態系とその保全
10.内湾,藻場の生態系とその保全
11.サンゴ礁の生物群集
12.サンゴ礁の生態系とその保全
13.外洋,深海の生態系とその特徴
14.海洋生態系と人間1−絶滅危惧種
15.海洋生態系と人間2ー外来種
16.期末試験
天候,潮時に応じて4,5回野外で授業を行う。
事前・事後学修の内容 1.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
2.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
3.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
4.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
5.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
6.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
7.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
8.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
9.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
10.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
11.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
12.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
13.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
14.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
15.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。1.事前学習:次回の対象⽣物群の特徴について,図鑑や各種専⾨書を⽤いて概要を把握し,各⾃整理しておく(120分)。
事後学習:講義で説明のあった海洋⽣物について,図鑑や各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく(120分)。
⼀定数の授業回において,時間外学修の課題を課す。その成果物の提出状況は成績評価に反映される。具体的な課題については各授業回において担当教員から指⽰される。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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