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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
工学部機械工学コース (1年次からの機械工学コース入学生を対象とします;
2年次からの機械工学コース配属生および過年度生は月曜1コマ開講の同一
科目を受講ください)
選択・必修 必修
授業科目名 入門物理学演習
にゅうもんぶつりがくえんしゅう
Introduction to Physics and Exercises
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-1
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部内

担当教員 安藤俊剛 (工学部機械工学コース)

ANDO Toshitake

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 機械工学分野において必要な物理学 (力学・熱力学) の基礎を修得します.
法則・公式の単なる暗記ではなく「問題解決に至る考え方の把握」に重点を置き, 演
習とその解説により授業を進めます.
学修の目的 機械工学専攻生として, 力学・熱力学の基本問題を解けるようになることを目的とします.
特に, 多様な演習問題に対して状況を把握し, 解くことができるようにします.
学修の到達目標 大学の授業では, 記憶よりも考え方の理解のほうが重要です.
機械工学を専攻する上で必要となる力学・熱力学分野の「考え方」の修得を目標とします.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
○工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
○機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
 デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
 実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席は必要条件であり, 8割以上の講義に出席した人を単位認定の対象とします.
評価は, 演習 (小レポート), 定期試験の合計100点で行います.
合計点数/10の小数点以下を切り捨て (ただし 9.5 以上は10に切上) 最終成績とし, 6以上を合格とします.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 図を多用し, 言葉に加えて状況をイメージできるように努めます.
また, 演習を中心とした「参加型の授業」を目標とします.
教科書 教科書は使用しません.
所有の高校物理学のテキスト等を活用下さい.
参考書 (1)やさしく学べる基礎物理(基礎物理教育研究会編,森北出版).
その他, 基礎的な物理, 力学に関するテキスト全般.
オフィスアワー 授業終了後, 講義室にて対応します.
電子メールによる受け付けは随時可.
受講要件 特にありません.
予め履修が望ましい科目 科目については特にありません.
予習の上で受講することを望みます.
発展科目 機械工学を専攻する上で, 主に力学系科目の基礎となります.
その他 演習は,自ら考え解答することに意義があります.
このため, 演習とその解説により授業を構成しています.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 静力学, 動力学, 運動量と力積, 仕事, 力学的エネルギー, 熱とエネルギー
Key Word(s) Statics, Kinetics, Momentum and Impulse, Work, Mechanical energy, Thermal energy
学修内容 詳細は,初回授業で説明しますが, 概要は以下の通りです.
講義, 演習・解説を織り交ぜて進めます.
第 1回 講義の進め方.
第 2回 1. 物体の運動
第 3回 2. 力と運動
第 4回 3. 運動の法則量と力積
第 5回 4. 運動量と力積仕事と力学的エネルギー
第 6回 5. 力学的エネルギー
第 7回 6. いろいろな運動 (1 直進運動, 放物運動)
第 8回 6. いろいろな運動 (2. 単振動, 円運動)
第 9回 7. 剛体や流体にはたらく力の釣り合い
第10回 8. 温度と熱膨張
第11回 9. 熱量
第12回 10. 熱と仕事
第13回 11. 気体法則
第14回 12. 気体の分子運動
第15回 13. エネルギー保存の法則
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 (1) 演習とその解説を中心として授業を進めます.
次回授業の十分な予習を要します.
(2) 開講中に小レポート出題します.
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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