シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2024 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 中国古典文学特講 | |
ちゅうごくこてんぶんがくとっこう | ||
Special Lecture in the Chinese Classical Literature | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-CLTR4
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
|
|
授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 湯浅陽子(人文学部文化学科) | |
YUASA,Yoko | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | *対面授業でもパソコンを持って来てください。授業で使用する資料はMoodleコースに掲載します。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 北宋期(960-1126)を代表する詩人のひとりである梅堯臣(1002-1060)の詩を四部叢刊所収の『宛陵先生集』をテクストとして読み進めつつ、中国古典学の基礎知識について学び、中国の古典詩文に対する理解を深める。 授業では、返り点等が施されていない白文のテクストを用い、現代中国語音での音読、ならびに訓読、日本語訳を求する。必ず十分に予習をした上で出席すること。漢和辞典必携。 |
---|---|
学修の目的 | 中国の古典文学についての知識を増やし、理解を深める。 |
学修の到達目標 | 中国の古典文学についての知識を得る。古典籍を読むための基本的な技法を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 日常の授業での担当70%、レポート30%、計100%(合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 受講者が中国の古典籍を読む基本的な技法を身につけ、関連する知識を得ることができるよう、文献調査の方法等の指導を増やす。 |
教科書 | Moodleコースを使用して資料を配布する。 |
参考書 | 必要に応じて授業中に紹介する。 |
オフィスアワー | 金曜日12:00~13:00 場所:共通教育4号館4階 湯浅研究室 事前にメールでご連絡ください。メールでの相談は随時受け付けます。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 中国古典文学演習 中国古典文学作品論特講 中国古典文学作品論演習 |
その他 |
中国語を学習したことがない人も受講可能です。 その場合は、中国語による音読は求めず、白文の訓読と日本語現代語訳を求めます。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18829 |
---|
キーワード | 中国古典詩 北宋 梅堯臣 |
---|---|
Key Word(s) | Classical poetry, Northen Song Dynasty, Mei Yaochen |
学修内容 | 関連する事柄について解説しつつ、北宋・梅堯臣『宛陵先生集』所収の詩を四部叢刊本を底本として読み進め、その特色について検討する。 ① ガイダンス・梅堯臣の伝記と別集『宛陵先生集』のテクストについて ② 【作品講読1】梅堯臣「送馬行之都官」詩(『宛陵先生集』巻十九) ③ 【作品講読2】梅堯臣「和王景彝詠薛茘」詩(同) ④ 【作品講読3】梅堯臣「和江鄰幾省中賞小桃」詩(同) ⑤ 楽府詩(歌行体)の起源と継承について ⑥ 【作品講読4】梅堯臣「長歌行」詩(同)① ⑦ 【作品講読5】梅堯臣「長歌行」詩(同)② ⑧ 【作品講読6】梅堯臣「長歌行」詩(同)③ ⑨ 【作品講読7】梅堯臣「依韻和長文紫微春雨二首」詩 其一(同) ⑩ 【作品講読8】梅堯臣「依韻和長文紫微春雨二首」詩 其二(同) ⑪ 【作品講読9】梅堯臣「送滕寺丞歸蘇州」詩(同) ⑫ 【作品講読10】梅堯臣「次韻和醻永叔」詩(同)① ⑬ 【作品講読11】梅堯臣「次韻和醻永叔」詩(同)② ⑭ 【作品講読12】梅堯臣「次韻和江鄰幾送客回同過金明池」詩(同) ⑮ レポート発表会・全体のまとめ |
事前・事後学修の内容 | 授業では白文テクストを使用し、現代中国語による音読、ならびに訓読、日本語訳を求めるので、必ず十分に予習した上で出席すること。漢和辞典必携。 また、授業の後には、内容を整理し、興味のある事柄については、参考書などによりさらに理解を深めることが望ましい。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |