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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・森林資源環境学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 グローカル資源利用学教育コース:2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | 森林化学実験 | |
しんりんかがくじっけん | ||
Laboratory Course in Forest Chemistry | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-2233-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源棟 219教室および化学第5実験室 | |
担当教員 | 野中 寛,〇德永 有希(生物資源学部) | |
NONAKA,Hiroshi; 〇TOKUNAGA, Yuki | ||
実務経験のある教員 | 野中 寛,德永 有希,地球温暖化防止に向けたバイオマス利用に関する実務経験があり,本講義にも生かされている。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 木材に含まれる水分,抽出成分,ホロセルロース,α-セルロース,酸不溶性リグニン,酸可溶性リグニンの定量を行う。また木材のパルプ化やセルロースの利用に関連した実験を行う。これらの実験実習は,木質成分を化学的に理解するという学術的側面を有するとともに,木材を原料とする製紙産業やバイオリファイナリー技術など,応用面に対する理解を深めるうえでも重要である。 |
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学修の目的 | 木材の主要な構成成分について学び,木材を化学的な視点から理解できるようになる。 |
学修の到達目標 | 木材中の構成成分について,その基本的特性が化学的に説明できるようになる。また,化学実験を安全かつ精確に遂行するための実験操作,ガラス器具や化学薬品の扱い方,実験ノートの作成法などを身に着ける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 実験レポート100 % |
授業の方法 | 実験 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | Moodle上に実験手順を解説する資料および講義動画を掲載し、本化学実験の補助教材として使用する。実験ノートの取り方についてガイダンス時や実験前後に指導を行う。 |
教科書 | 自作テキストを用いる。 |
参考書 | 「木材科学実験書II・化学編」(中外産業調査会),「木質科学実験マニュアル」(文永堂出版),「化学のレポートと論文の書き方」(化学同人),他,化学実験,木材化学関連書籍. |
オフィスアワー | 随時受け付ける。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 森林化学 |
発展科目 | 植物材料化学,植物成分化学実験,植物素材化学(隔年開講),樹木生理化学(隔年開講) |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 環境教育に関連した科目 安全面の観点より,遅刻・欠席は認められないので注意すること。成分分析の実験操作上,時間がかかる回が多い。夕方以降にアルバイトや用事を入れないようにお願いします。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 森林資源,化学実験の基礎,中和滴定,木材分析,成分分析,リグノセルロース,セルロース,ヘミセルロース,リグニン |
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Key Word(s) | Forest, Chemical experiment, Titration, Wood, Compositional analysis, Lignocellulose, Cellulose, Hemicellulose, Lignin |
学修内容 | 1. 実験概要および注意点を説明する。実験器具を配布する。 2. ガラス器具の正確さを知る.ガラス細工でピペットを製作する。 3. 中和滴定の基本を実習する。 4. 中和滴定の応用を実習する。 5. 木材分析法の概要説。含水率の測定と温水による抽出物の定量を行う。 6. 有機溶媒による抽出物の定量を行う。 7. アルカリによる抽出物の定量を行う。 8. ホロセルロースの調製・定量を行う。 9. アルファーセルロースの調製・定量を行う。 10. 酸不溶性リグニンの定量を行う。 11. 酸可溶性リグニンの定量を行う。 12. クラフト蒸解により木材チップからパルプを作る。 13. 古紙から再生紙を作る。 14. セルロースから再生繊維を作る 15. 使用実験器具の返納,実験台整理整頓と1~14についての総括。 |
事前・事後学修の内容 | 予習方法:実験内容について,事前の講義やMoodle上の資料を参考に,目的,原理,使用器具,実験手順等を実験ノートに書いてくる。 復習方法:行った実験を忘れないうちに考察を行い,データを整理し,実験レポートを執筆する。 実験前後に関連する木材化学の本を読んで理解を深めることが好ましい。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |