三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次
機械工学コース1年次よりコース決定者1年生,および総合工学コースからの機械工学コースへの配属者2年生対象
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 機械工学フレッシュマンゼミナール
きかいこうがくふれっしゅまんぜみなーる
Freshman Seminar for Mechanical Engineering
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-1
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 研究分野別ゼミナールⅠ,Ⅱでは,各研究室に分かれて授業をおこなう.

担当教員 機械工学コース学年担任、機械工学コース各教員

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 大学低学年においては,主として教室内での講義に終始しがちであり,そのため,入学時に抱いていた教員との直接的なふれあいや研究に対する希望や期待が薄れがちである.また教育は何かと専門的知識の習得に偏り,教育が本来目指すべき技術者像を指し示すものには必ずしもなっていない.この授業は,技術者の置かれている歴史的過程や現状,倫理的立場について議論を行うとともに,研究室で行っている研究内容や機械工学の具体的な事例を詳しく知りたいという学生諸君の要望から生まれた授業である.
 授業の進め方としては,ガイダンスののち各研究分野に分かれて,機械工学の基礎及び応用,地域を含めた社会とのかかわり等について各教員から直接指導を受ける.機械工学の雰囲気に慣れるとともに,小人数でFace to face のゼミを行うことにより各教員,研究室の卒業研究生・大学院生との交流をはかり,今後の勉学の進め方,進路の展望について考える貴重な機会として活用していただきたい.
学修の目的  機械工学科学生として,今後の履修内容を把握する.また,大学の研究室の雰囲気を体験する.
学修の到達目標  機械工学科学生として,今後の履修内容を把握する.また,大学の研究室の雰囲気を体験する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
 工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
 機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
 デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
 実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準  講義の8割以上に出席することが単位取得の条件である.
 評価は,10点満点で採点し,最終成績6以上を合格とする.
授業の方法 講義 演習 実験 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 ・学生自らが実施できるテーマを各研究室にて準備した.
・創成型教育実習室の創設により,パソコンを用いたゼミナールが効果的に行えるようにした.
教科書 研究分野において,適宜プリントを配布する.
参考書 授業の際に示す.各研究室にて必要があれば別途指示する.
オフィスアワー  講義に対する質問は,原則として講義前後の時間帯に教室にて対応する.研究分野別ゼミナールに関する質問は,担当研究分野の教員が受け付ける.教員室番号等についてはゼミナール時に指示する.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目  この授業は,技術者として歴史的過程を学ぶことにより,今後4年間の教育に対する心構えの導入を行い,また本学科の基本単位となる研究室に身をおくことによって,これから学ぶ講義内容が最終的にどのような結果(卒業研究)に結びつくかを間近に体験する機会である.したがって,全ての専門教育科目と関係している.
その他  全く専門知識がない新入生向けの授業であるため,複雑な数式等を使って説明するのではなく,様々な現象,事例をイメージとしてとらえることができるように配慮する.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 機械工学への導入
Key Word(s) Introduction to Mechanical Engineering
学修内容 第1回のガイダンスの後,機械工学コースに所属する全ての研究分野別によるゼミナールをおこなう.ゼミナールの内容は各研究室によって異なる.

第1回:ガイダンス(序論)
第2回:知能ロボティクス
第3回:人間支援システム
第4回:材料機能設計
第5回:集積加工システム
第6回:ナノ加工計測
第7回:生体システム工学
第8回:量子応用工学・物理学
第9回:エネルギー環境工学
第10回:熱エネルギーシステム
第11回:流動制御
第12回:特別講義
第13回:特別講義
第14回:特別講義
第15回:特別講義
事前・事後学修の内容 研究分野別ゼミナールの担当教員にたずねること
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

Copyright (c) Mie University