三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(森林コース)
授業科目名 森林生態学実習
しんりんせいたいがくじっしゅう
Field exercise in forest ecology
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-3244-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6, 7時限
各個人の進行次第で時間が延長される場合がある.
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 木佐貫博光(生物資源学部),鳥丸猛(生物資源学部)

KISANUKI, Hiromitsu, Torimatu Takeshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  多面的機能を持つ森林の育成・保全を考える上で必要な,森林を構成する生物種ならびに生物集団の生態に関する知識および理解を習得するために,植物の観察を屋内外において行う.
学修の目的  実際に樹木を詳細に観察することで,個々の植物種において栄養成長や繁殖に多様な様式があることや,微細な環境の違いが植物群落の種組成に影響していることを理解する.
学修の到達目標  主要樹種の種子,実生の成長過程,群落構造などの観察に関する実習や現地見学を通して,森林の育成および保全に必要な知識の習得をできるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポートの内容(スケッチ,結果と考察の詳細さ,丁寧さ)が90%,実習への取り組みなどが10%で100%評価.
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 野外での観察・測定の経験が少ない学生に対し,フィールドワークを通じて樹木の生活を考えさせる.
教科書
参考書 亀田龍吉,多田多恵子.調べて楽しむ葉っぱ博物館.山と渓谷社,2003年.
菊澤喜八郎:北の国の雑木林.蒼樹書房,1986年.
森林立地調査法編集委員会:森林立地調査法.博友社,1999年.
オフィスアワー 毎週月曜17~18時, 場所:生物資源学部568室,569室
受講要件 植物学,森林育成学,森林生物学実験を履修済であること.
屋外での作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること.
予め履修が望ましい科目 森林生態学を履修すること.
発展科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
野外での実習が多いので,天気によってスケジュールの順番を変更する.雨天以外は足回りに注意し,日焼けや虫除けなどの対策は,各自でとること.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 森林生態系,森林環境,森林植物,野生生物,生物多様性,生態系保全
Key Word(s) forest ecosystem, forest environment, forest botany, wildlife, biodiversity, ecosystem conservation
学修内容 1. 構内の樹木観察(針葉樹) 
2. 構内の樹木観察(広葉樹)
3. 根圏の観察 
4. 葉の水ポテンシャルの測定 
5. 花序の構造の観察 
6-8. シュート成長の測定(毎回測定し,成長量を調べる)
9. 森林群落データの統計処理
10. 森林群落データの視覚化
11. 植物体からのDNA抽出方法
12. DNAの精製 
13. 電気泳動によるDNA濃度の推定
14. PCRによる多型解析 
15. 実習の解説
事前・事後学修の内容 1. 針葉樹について調べる 
2. 広葉樹について調べる 
3. 根圏について調べる 
4. 葉の水ポテンシャルについて調べる 
5. 花序について調べる 
6-8. シュート成長について調べる
9. 森林群落データの統計処理について調べる
10. 森林群落データの視覚化の方法について調べる
11.DNA抽出方法について調べる
12. DNAの精製について調べる 
13. 電気泳動によるDNA濃度の推定について調べる
14. PCRによる多型解析について調べる 
15. 実習について調べる
事前学修の時間:15分/回    事後学修の時間:45分/回

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