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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(生命機能化学教育コース)
授業科目名 食品衛生学
しょくひんえいせいがく
Food Hygienics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-3141-006
開放科目 開放科目    
  他専攻の学生の受講可, 自専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 自研究科の学生の受講可, 他講座の学生の受講可, 他類の学生の受講可, 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
単位取得は大変ですが、興味のある人は自由に受けてください。
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎 大講義室(受講人数により、教室が変更になる場合があります、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 三島 隆

MISHIMA Takashi

mishima@bio.mie-u.ac.jp

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  近年、食の安全を脅かす問題が相次いで発生し、食品衛生の重要性はますます高まっている。一方、食品衛生に関する専門家は世の中にそれほど多くない現状がある。
 本講義では、食中毒・食品添加物など、従来の食品衛生事項の他に、BSE、ノロウイルス、高病原性鳥インフルエンザウイルス、食品衛生法違反事例や食品衛生行政における食の安全に対する取り組みなど、最近の話題も含め多角的に講義する。そして食品衛生のスペシャリストとして最低限必要な知識を身につける。
学修の目的 食品衛生に関する基本的な知識を学ぶことにより、食品の安全性について考えることができるようになる。また、食品衛生の実行・指導する立場になるための最低限必要な知識を得られる。
学修の到達目標 食品衛生法および食品衛生行政の内容を把握し、食品衛生監視員および食品衛生管理者としての必要最低限の知識が得られる。安全な食生活を求め食生活全般にかかわる種々の問題点について認識を深めることができるようになる。
食の安全を守る行動を身につけ、自身だけでなく周りの者にも指導できる力が身につく。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席(Moodle出欠モジュール)    32 %(1回欠席ごとに10%マイナスとし、4回欠席で受講資格を失うものとする。)
小テスト(予習テスト+復習テスト)  32 %
期末テスト 16 %
計     80 %を持って成績8とする。
これ以外に、授業外活動を評価し、20 %を上限に加点し、100 %満たしたものを10とする。
合計が60%以上で合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 Moodleを利用して多くの事象を扱う。
Moodle上の予習・復習課題を毎回課す。
当日までにレジュメをMoodleにて配布し、その上にメモを取れるようにする。
毎回授業に関する復習テストをMoodleにて実施し、知識の定着を図る。
次回以降の授業にフィードバックするためのリフレクションシート記入を推奨する。
ポートフォリオの利用を推奨する。
期末テストを課す。
教科書 一色賢司編「食品衛生学 第2版(新スタンダード栄養・食物シリーズ8)」東京化学同人
参考書
オフィスアワー 毎日12:00〜13:00
ただし所用によって時間が短縮される場合もあり
メールによるアポイントメントをとることが望ましい。
場所は農場。授業開始前後は教室で直接対応可能。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 化学、生物学の基本的な知識
発展科目 公衆衛生学、食品安全学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
食品衛生管理者・監視員の任用資格を求めるもの

授業計画

MoodleのコースURL https://lms-m39.mie-u.ac.jp/course/view.php?id=267
キーワード 食品衛生法, 食中毒, 食品汚染, 食品添加物, HACCP, 食の安全
Key Word(s) food hygiene, food poisoning, food safety, HACCP, microorganisms
学修内容 講義内容
第1回 第1章 食生活と健康リスク 前半
第2回 第1章 食生活と健康リスク 後半
第3回 第2章 食品衛生関連法規と社会変化 前半
第4回 第2章 食品衛生関連法規と社会変化 後半
第5回 第9章 食品衛生対策 前半
第6回 第9章 食品衛生対策 前半
第7回 第3章 食品と微生物 前半
第8回 第3章 食品と微生物 後半
第9回 第4章 食中毒と感染症 前半
第10回 第4章 食中毒と感染症 後半
第11回 第5章 有害物質による食品汚染 前半
第12回 第5章 有害物質による食品汚染 後半
第13回 第6章 食品添加物
第14回 第7章 食品と寄生虫 第8章 食品と異物、害虫
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 各回ともMoodleにて予習範囲と事前課題テストを課す。
予習として教科書の予習範囲をしっかり読み、キーワード等についてあらかじめ調べ、予習テストに臨むこと。
以上を復習として2時間程度行うこと。

各回とも授業終了時に復習テストとリフレクションシートを課す。
e-ポートフォリオ等に学びの振り返りを作成すること。
以上を復習として2時間程度行うこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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