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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・環境情報システム学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目:環境情報教育コース |
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授業科目名 | エネルギー利用学 | |
えねるぎーりようがく | ||
Energy Utilization Science | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3241-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 鬼頭 孝治(非常勤講師) | |
KITO Koji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | メールアドレス:kitou@ars.mie-u.ac.jp(当面の間) * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 脱炭素社会に向けて世界が大きく変わろうとしている。本講義は,現在のエネルギー事情を踏まえて,再生可能なエネルギーである自然エネルギーについて,その利用技術,変換技術およびメカニズムについて解説する.解説は配付資料に基づき進めるが,最後にPPTによる補足説明を行う場合がある.さらにグループに分かれて,エネルギー問題に関するディベートを行う回を設け,考える力やコミュニケーション力を身につける。 (DP,CPとの関連)「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「生きる力」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(2),(3),(5)の修得を目指す。 |
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学修の目的 | 現代社会のエネルギー問題と環境問題を理解し,その解決のための技術的手段を説明できるようになる. 多面的要素を持つエネルギー問題について,論拠に基づき自分なりの意見を持てるようにする. |
学修の到達目標 | (知識) 1)エネルギー問題を説明できる。2)自然エネルギーの特徴を説明できる。3)各種変換装置・技術を説明できる。4)環境との関連を説明できる。5)変換・利用効率向上に関する基本的考え方を説明できる。 (態度) ディベートによって,他人の考えを知ったり,発表方法,質疑応答の方法を見ることにより,自身を振り返ることができ,これら一連の過程を通して,自身の成長につなげることができる。 (技能) 授業アンケートによる授業内容の要約や事前事後課題や学修した知識と自ら調べて確立した自身の意見に基づくディーベートを通して,論理的思考力や他人を説得する力を身につけることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験50%,授業アンケート20%,ディベート15%およびレポート15%。なお,欠席4回以上は不合格とする。また,正当な理由がなく,ディベートを欠席した場合は,不合格とする。 (知識) エネルギーに関する基礎知識について,期末試験の筆記テスト(50%)で評価する。 (態度) ディベートにおける学生間での相互評価(7.5%×2),レポート(7.5%×2)で評価する。 (技能) 毎回の授業アンケートで要約力(20%)を評価する。 以上の評価基準をもとに,合計が60%以上で合格。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 昨年の授業アンケートの結果を見ると,総合満足度で,「どちらとも言えない」という受講者が何名かいた。具体的な理由を聞いて,改善すべきところは改善したいが,本来,本授業は選択であるため,シラバスおよび第1回目の授業で説明する授業内容および方法が,自身の興味や考えと合わない場合は,履修を中止することが可能である。 毎回の授業アンケートは,指定時間までにMoodleで回答することにしているが,これは,評価の対象となっているため,いつでも入力可能ということはできない。ただし,遠距離からの通学者のため,本年度はもう少し延長することを考えている。 配付資料をいつでもダウンロードできるようにしてほしいとの要望については,原則授業に出席するも受講者に配付しているので,時間制限の撤廃はできない。もし,正当な理由で欠席した場合など必要があれば,個別の連絡によって対応はしている。 |
教科書 | 単元ごとにプリントを配付する. プリントはMoodleにアップロードするので,授業開始前までにダウンロードして印刷するか,閲覧可能な状態で授業に臨むこと. |
参考書 | 自然エネルギー利用学,清水幸丸編著,パワー社 新エネルギー技術入門,足立芳寛編著,オーム社 ニュースが面白くなるエネルギーの読み方,堀史郎他,共立出版 |
オフィスアワー | 講義後に受け付ける 世話役教員:環境情報システム学教育コース 福島崇志(t-fuku@bio.mie-u.ac.jp) |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | なし |
発展科目 | なし |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 環境教育に関連した科目 講義中は板書のみならず,必要と思われることはノートに記し,自分のノートを作ること. エネルギー事情に関心を持ち,TV,新聞等で世の中の動向を把握しておくこと. |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 変換装置,変換効率,自然エネルギー,化石エネルギー,水素エネルギー,環境,エコテクノロジ,エントロピー |
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Key Word(s) | converter, conversion efficiency, natural energy, fossil energy, hydrogen energy, environment, ecotechnology, entropy |
学修内容 | 第1回:授業方針の説明,現代エネルギー事情の概略把握,エネルギーに関するビデオ鑑賞 第2回:エネルギーの基礎知識,エコテクノロジーとエントロピーミニマム 第3回:石油,石炭,天然ガス等の化石エネルギーの現状と課題 第4回:原子力エネルギーの現状と課題 第5回:太陽光利用技術 第6回:太陽熱利用技術 第7回:風力エネルギー(1) 第8回:風力エネルギー(2) 第9回:エネルギーに関するディベート1 第10回:バイオマスエネルギー(1) 第11回:バイオマスエネルギー(2) 第12回:水素エネルギー(1) 第13回:水素エネルギー(2) 第14回:エネルギーに関するディベート2 第15回:エネルギーに関するビデオ鑑賞 第16回:期末試験および解説 |
事前・事後学修の内容 | 第1回:事前 エネルギー関連本やHPで現代エネルギー事情を調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第2回:事前 エネルギーの基礎知識,エコテクノロジーとエントロピーミニマムついて事前に調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第3回:事前 石油,石炭,天然ガス等の化石エネルギーの現状と課題について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第4回:事前 原子力エネルギーの現状と課題について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第5回:事前 太陽光利用技術について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第6回:事前 太陽熱利用技術について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第7回:事前 風力エネルギー変換技術について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第8回:事前 風力発電の現状について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第9回:事前 提示された命題に関してディベートに必要な資料を作成する(2時間) 事後 実施したディベートに対するレポートの作成(2時間) 第10回:事前 バイオマスエネルギーの基本概念について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第11回:事前 バイオマスエネルギーの現状について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第12回:事前 水素エネルギーの基本概念について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第13回:事前 水素エネルギーの利用現状について調べる(2時間) 事後 授業を受けた内容をプリントで復習すると共に関心を持った事項を調べる(2時間) 第14回:事前 提示された命題に関してディベートに必要な資料を作成する(2時間) 事後 実施したディベートに対するレポートの作成(2時間) 第15回:事前 再エネについて調べる(2時間) 事後 鑑賞したビデオに基づき,課題をまとめ復習する(2時間) |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |