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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 化学実験Ⅱ
かがくじっけんⅡ
Chemical Experiment II
単位数 4 単位
ナンバリングコード
EN-OTCH-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 金曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 全教員(工学部総合工学科応用化学コース)

実務経験のある教員

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 有機化学、無機化学と生物化学に関する基本的な実験を行い、それらの化学実験技術、実験結果の解析法とレポート作成技術を学習する。
学修の目的 将来の化学に関する基礎研究や産業を担うために、基本的な実験技術に練達し、ものづくりに意欲的にとりくむことができる。
学修の到達目標 講義で修得した専門知識に基づいて、グループで協力して化学実験を行い、基本的な化学実験技術を体得する。その結果、実験書に基づいて基本的な化学実験を自ら行い、実験ノートを書き、得られた実験結果を一人で解析し、レポートを作成できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 本科目のすべての実験を終了し、すべての実験レポートを提出した学生について、各実験ごとに担当教員が口頭試問、試験等を行い、総合的に成績評価を行う。
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 実験を安全に行うために(化学同人編集部、化学同人)
続実験を安全に行うために(化学同人編集部、化学同人)
参考書
オフィスアワー
受講要件 3年次前期までの必修科目をすべて修得していることが望ましい。
実験には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険または同等の保険に、必ず加入すること。また、実験には、適切な服装と保護具を着けて受講すること。
予め履修が望ましい科目
発展科目 全教科
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 有機化学実験、無機化学実験、生物化学実験
Key Word(s) Organic Chemical Experiment, Inorganic Chemical Experiment, Biochemistry Chemical Experiment
学修内容 1.有機化学実験:基本操作(蒸留、再結晶、還流、ろ過)、機器分析(IR、NMR、融点測定)、シクロヘキサノンオキシムの合成、シクロヘキサノンオキシムのベックマン転位によるε-ラクタムの合成、ベンズアルデヒドとアセトフェノンのアルドール縮合、機能性有機化合物の合成等。

2.無機化学実験:ガラスの熱膨張測定、水和物の示差熱分析、水和物の熱重量分析、ガラスの屈折率測定、密度測定と結晶の最密充填構造の関連、電解酸化還元反応を利用した二酸化マンガンの合成および定量、銀イオン導電体の相転移挙動と伝導率測定、そのイオン拡散メカニズム、ガラス細工等。

3.生物化学実験:アルカリホスファターゼの酵素活性測定、Lineweaver-Burkプロットを用いた酵素反応の速度論的解析、Lowry法を用いたタンパク質定量、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動に基づくタンパク質の分子量決定、ウエスタンブロット法の基礎、抗原抗体反応を利用した酵素免疫測定(ELISA; enzyme-linked immunosorbent assay)法、抗原抗体反応を利用した酵素免疫測定(ELISA; enzyme-linked immunosorbent assay)法、ゲルの体積相転移、RT-PCR法、タンパク質の生体材料に対する平衡吸着、薄層クロマトグラフィーによる分離等。
事前・事後学修の内容 実験前に必ずその実験内容に関して予習を行っておく。実験後は、その実験結果を考察し、レポートの提出を行う。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:240分/回

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