三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
開講方法等に関しては必要に応じてmoodleで連絡する.
選択・必修 必修
教育コース必修科目(生命機能コース)
授業科目名 生物化学工学
せいぶつかがくこうがく
Biochemical Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2131-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(2024年度授業時間割と教室案内掲示で確認してください。)

担当教員 橋本 篤(生物資源学部生物圏生命化学科)

HASHIMOTO, Atsushi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  バイオプロセスにおいては,生化学反応や生体反応の定量的理解に基づいた制御が重要になります.そこで,バイオプロセスの基盤的な学問としての化学工学の基礎概念,とりわけ収支の概念と速度の概念について概観し,バイオプロセスにおける重要な操作やその解析方法の基礎事項について学習します.

(育てたい資質や能力)
 この講義を通じて,生体触媒を用いた定量的かつ速度論的な物質生産の基礎を身につけることを目指します。

(DP,CPとの関連)
 この講義は,三重大学の4つの力の「感じる力」「考える力」「生きる力」を身につけるため,生物資源学部のDPである(1)主体性,(2)幅広い教養,(3)専門知識・技術,(4)論理的・批判的思考力,(5) 問題発見解決力の習得を目指します。
学修の目的 バイオプロセスの基盤的な学問としての化学工学・計測工学の基礎概念,とりわけ定量的な収支の概念と速度の概念,およびバイオプロセスにおける重要な操作やその解析方法に関する基礎知識を身につけ,自ら考察することを目的とします。
学修の到達目標 生物の有する機能を利用した有用物質の生産,食品加工,環境保全などにおいて必要となる定量性,効率,経済性,最適性などの工学的思考法を身につけることができます。

(知識)
生体触媒を用いた有用物質の生産に関する工学的基礎を知識を身につけ,バイオプロセスにおける単位操作に関して定量的に説明できるようになる。

(態度)
生物化学工学に関するトピックスに関し,適切な質疑を行うことでその内容を深めることができます。

(技能)
事前事後課題やレポートの作成を通じて,バイオプロセスの現場で生じる様々な課題について自ら調べ,論理的に考える力を養うことができます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 試験の成績(70%),講義中の小テストや課題提出など(30%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 適度な量の板書をおこない,演習を併用することにより,ゆっくりとわかりやすく説明する.
教科書 <教科書>丹治,今井,養王田,荻野:生物化学工学(第3版),講談社(2011)
参考書 日本生物工学会(編):基礎から学ぶ生物化学工学演習,コロナ社(2013)
山根恒夫:生物反応工学,産業図書
大沢俊彦:測定論ノート,裳華房
オフィスアワー 水曜日12:00-13:00,場所:658室
受講要件 とくになし
予め履修が望ましい科目 物理化学
発展科目 生物物理化学,食品工学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生物化学工学,バイオプロセス工学,代謝工学,生物計測工学
Key Word(s) Biochemical Engineering, Bioprocess Engineering, Metabolic Engineering
学修内容 1. 生物工学とバイオプロセスについて
2. 化学工学の基礎概念
3. 計測の基礎
4. 誤差のすがた
5. 生物化学量論(1):収率因子
6. 生物化学量論(2):増殖の生物化学量論
7. 生物化学反応速度論(1):Michaelis-Mentenの式
8. 生物化学反応速度論(2):動力学的定数の算出法
9. 生物化学反応速度論(3):細胞増殖の速度論
10. バイオリアクター(1):バイオリアクターの種類と特徴
11. バイオリアクター(2):バイオリアクターの基本設計
12. バイオリアクター(3):種々のバイオリアクター,滅菌操作
13. バイオセパレーション
14. バイオプロセスの実際
15. 全体まとめ
(期末試験)
事前・事後学修の内容 第1回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第2回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第3回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第4回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第5回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第6回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第7回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第8回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第9回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第10回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第11回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第12回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第13回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第14回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
第15回 事前学習(教科書・資料の予習:2時間)、事後学習(板書の復習、小テストの復習、課題:2時間)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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