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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 医学系研究科(修士課程)医科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 予防接種 | |
よぼうせっしゅ | ||
Vaccines&Immunization | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 11, 12時限 |
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授業形態 |
オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | オンライン | |
担当教員 | 〇神谷 元(医学系研究科) | |
KAMIYA Hajime | ||
pub-health@med.mie-u.ac.jp | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 講義は日本語で実施します。 学外の聴講生は事前登録制とします。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 予防接種は、感染症の予防を目的とした医療行為であり、ワクチンを用いて免疫系を刺激し、特定の病原体に対する免疫を獲得させる方法で、これまでに多くのワクチンが開発され、様々な疾病が予防可能となっている。加えて新しい病原体や変異株に対するワクチン開発が進められ、新興感染症に対応する手段としても注目されている。一方、稀ではあるが副反応を認めるため、正しい知識を得たうえで、リスクとベネフィットを検討し、接種の判断する必要がある。予防医学の一翼を担う予防接種について、多くのワクチンが認可された今、改めて学ぶ機会を本講義は提供する。 |
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学修の目的 | ワクチン、予防接種に関しる様々な講義を通じ、包括的にワクチンと予防接種に関する知識を得て、リスクとベネフィットを正確に評価したうえでワクチン接種を実施できる、説明できる、あるいは受けられるようになる。 |
学修の到達目標 | ワクチンや予防接種に関する、包括的な知識を得ることができる(製造、作用機序、効果、副反応、制度等) ワクチンや予防接種の予防医学、国際保健における果たす役割や課題について、知ることができる 予防接種従事者として、正しい知識を有して予防接種を実施することができる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート75%(各講義ごとに5点)、アンケート15%(各講義ごとに1点)、講義への参加態度10%(質問や討論)、計100%(合計が60%で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | |
参考書 | |
オフィスアワー | 面談を希望する場合は、あらかじめメールないし電話等で公衆衛生・産業医学分野秘書を通し、日時を予約下さい。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 社会医学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ワクチン、予防接種、疫学、効果、安全性 |
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Key Word(s) | Vaccine,Vaccination, Immunization, Epidemiology, Effectiveness, Adverse Events |
学修内容 | 講義はすべてWebにて実施、11・12限(18:00-19:30) 10月24日(木)「免疫の基礎とワクチン」 五十川 正記 国立感染症研究所 ウイルス第二部 部長 11月7日(木) 「予防接種総論」 神谷元 三重大学大学院医学系研究科 公衆衛生・産業医学・実地疫学分野 11月14日(木)「ワクチンのインパクト」 高島 義裕 大阪大学感染症総合教育研究拠点 11月21日(木)「国内の予防接種スケジュールと安全な接種」 斉藤 あや 新潟大学大学院保健学研究科看護学分野 准教授 12月5日(木) 「国内外のワクチン行政」 中野 貴司 川崎医科大学 小児科学 特任教授 12月12日(木)「企業の視点からのワクチン」 松本 慎次 三重大学大学院医学系研究科 公衆衛生・産業医学・実地疫学分野 12月19日(木)「日本におけるワクチン製造と承認、認可のプロセス」 野阪 哲哉 三重大学大学院医学系研究科 感染症制御医学・分子遺伝学分野 1月7日(火) 「ワクチンの安全性モニタリングと評価」 奥山 舞 国立感染症研究所 感染症疫学センター 主任研究官 1月9日(木) 「ワクチンの疫学研究」 福島 若葉 大阪公立大学大学院医学研究科 公衆衛生学 教授 1月16日(木) 「Cost Effective Analysis」 光嶋 紳吾 三重大学大学院医学系研究科 公衆衛生・産業医学・実地疫学分野 1月23日(木) 「予防接種と数理モデル研究」 國谷 紀良 神戸大学大学院システム情報学研究科 教授 1月28日(火) 「アウトブレイク対応と予防接種」 砂川 富正 国立感染症研究所 実地疫学研究センター センター長 1月30日(木) 「国際保健とワクチン」 谷口 清州 国立病院機構 三重病院 院長 2月4日(火) 「Vaccine Hesitancyとコミュニケーション」 勝田 友博 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 小児科 部長 2月6日(木) 「アジュバント・将来のワクチン」 石井 健 東京大学 医科学研究所 感染・免疫部門 ワクチン科学分野 教授 各講義の内容に関するレポート(感想、意見、コメント、新たに学んだことなど)は、1000字以内とする。 各講義に関するアンケートを実施する(提出が出席点) |
事前・事後学修の内容 | 講義前、後に各講師から参考文献、参考教科書などの提示がある場合がある |
事前学修の時間: 事後学修の時間: |