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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・英語
科目名 教科の指導法に関する科目
きょうかのしどうほうにかんするかもく
受講対象学生

学部(学士課程) : 3年次, 4年次
〜73・74 期生
卒業要件の種別 選択必修
小学校教員免許取得に必修
授業科目名 初等教科教育法(外国語(英語))
しょとうきょうかきょういくほう(がいこくご(えいご))
Teaching Methodology for Elementary Education(Foreign Languages:English)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-ENGL2112
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部専門校舎 1号館

担当教員 金子 淳(教育学部 英語教育講座)

KANEKO, Jun

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・小学校における外国語活動(中学年)・外国語(高学年)の学習、指導、評価に関する基本的な知識や指導技術を身につける。
・授業実践に必要な知識・理解のうち、小学校外国語教育についての基本的な知識・理解については、具体的には、小学校外国語教育に係る背景知識や主教材、小・中・高等学校の外国語教育における小学校の役割、多様な指導環境について理解する。
・授業実践に必要な知識・理解のうち、子供の第二言語習得についての知識とその活用については、具体的には、児童期の第二言語習得の特徴について理解する。
・授業実践のうち、指導技術については、実践に必要な基本的な指導技術を身に付ける。
・授業実践のうち、授業づくりについては、実際の授業づくりに必要な知識・技術を身につける。
学修の目的 1. 小学校外国語教育の変遷、小学校の外国語活動や外国語科、中・高等学校の外国語科の目標、内容について理解できるようになる。
2. 主教材の趣旨、構成、特徴について理解できるようになる。
3. 小・中・高等学校の連携と小学校の役割について理解できるようになる。
4. 様々な指導環境に柔軟に対応するため、児童や学校の多様性への対応について、基礎的な事柄を理解できるようになる。
5. 言語使用を通して言語を習得することを理解し、指導に生かすことができるようになる。
6. 音声によるインプットの内容の類推から理解へと進むプロセスを経ることを理解し、指導に生かすことができるようになる。
7. 児童の発達段階を踏まえた音声によるインプットの在り方を理解し、指導に生かすことができるようになる。
8. コミュニケーションの目的や場面、状況に応じて意味のあるやり取りを行う重要性を理解し、指導に生かすことができるようになる。
9. 受信から発信、音声から文字へと進むプロセスを理解し、指導に生かすことができるようになる。
10. 児童の発話につながるよう、効果的に英語で語りかけることができるようになる。
11. 児童の英語での発話を引き出し、児童とのやり取りを進めることができるようになる。
12. 文字言語との出合わせ方、読む活動・書く活動への導き方について理解し、指導に生かすことができるようになる。
13. 題材の選定、教材研究の仕方について理解し、適切に題材選定・教材研究ができるようになる。
14. 学習到達目標に基づいた指導計画(年間指導計画、単元計画、学習指導案、短時間学習等の授業時間の設定を含めたカリキュラム・マネジメント等)について理解し、学習指導案を立案することができるようになる。
15. ALT等とのティーム・ティーチングによる指導の在り方について理解できるようになる。
16. ICT等の効果的な活用の仕方について理解し、指導に生かすことができるようになる。
17. 学習状況の評価(パフォーマンス評価や学習到達目標の活用を含む)について理解できるようになる。
学修の到達目標 1. 小学校外国語教育の変遷、小学校の外国語活動や外国語科、中・高等学校の外国語科の目標、内容について理解している。
2. 主教材の趣旨、構成、特徴について理解している。
3. 小・中・高等学校の連携と小学校の役割について理解している。
4. 様々な指導環境に柔軟に対応するため、児童や学校の多様性への対応について、基礎的な事柄を理解している。
5. 言語使用を通して言語を習得することを理解し、指導に生かすことができる。
6. 音声によるインプットの内容の類推から理解へと進むプロセスを経ることを理解し、指導に生かすことができる。
7. 児童の発達段階を踏まえた音声によるインプットの在り方を理解し、指導に生かすことができる。
8. コミュニケーションの目的や場面、状況に応じて意味のあるやり取りを行う重要性を理解し、指導に生かすことができる。
9. 受信から発信、音声から文字へと進むプロセスを理解し、指導に生かすことができる。
10. 児童の発話につながるよう、効果的に英語で語りかけることができる。
11. 児童の英語での発話を引き出し、児童とのやり取りを進めることができる。
12. 文字言語との出合わせ方、読む活動・書く活動への導き方について理解し、指導に生かすことができる。
13. 題材の選定、教材研究の仕方について理解し、適切に題材選定・教材研究ができる。
14. 学習到達目標に基づいた指導計画(年間指導計画、単元計画、学習指導案、短時間学習等の授業時間の設定を含めたカリキュラム・マネジメント等)について理解し、学習指導案を立案することができる。
15. ALT等とのティーム・ティーチングによる指導の在り方について理解している。
16. ICT等の効果的な活用の仕方について理解し、指導に生かすことができる。
17. 学習状況の評価(パフォーマンス評価や学習到達目標の活用を含む)について理解している。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回実施する小テスト 40%
(授業内外で学んだことを確認するテストです)
授業内外の課題 40%
(授業の前後の学びについて、毎回LMSに入力していただき、ルーブリックを用いて評価します) 
授業への参加等(発表等)・ディスカッションへの参加等 20%
(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
eポートフォリオを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 小学校英語教育学会20周年記念誌編集委員会編 (2020).
『小学校英語教育ハンドブック ―理論と実践―: 小学校英語教育にかかわるすべての方へ』東京書籍
ISBN-10 ‏ : ‎ 4487814243
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4487814244
*テキストは各自Amazon等で購入して下さい。
参考書 樋口忠彦、加賀田哲也、泉惠美子、衣笠知子 (2023). 『最新 小学校英語教育法入門: An Introduction to English Education in Elementary School』研究社
ISBN-10 ‏ : ‎ 4327411086
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4327411084

文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)
  https://www.mext.go.jp/content/20230120-mxt_kyoiku02-100002604_01.pdf
文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説
  https://www.mext.go.jp/content/20220614-mxt_kyoiku02-100002607_11.pdf
文部科学省 中学校学習指導要領(平成29年告示)
  https://www.mext.go.jp/content/20230120-mxt_kyoiku02-100002604_02.pdf
文部科学省 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説
  https://www.mext.go.jp/content/20210531-mxt_kyoiku01-100002608_010.pdf

国立教育政策研究所「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料
 小学校 外国語・外国語活動
  https://www.nier.go.jp/kaihatsu/pdf/hyouka/r020326_pri_gaikokg.pdf
国立教育政策研究所「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料
 中学校 外国語
  https://www.nier.go.jp/kaihatsu/pdf/hyouka/r020326_mid_gaikokg.pdf
オフィスアワー 月曜日7-8限(14:40-16:10)
金子研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 ・授業中にLMSを使いますので、授業を受ける際には、必ず、インターネットを閲覧できる端末(タブレット、スマートフォン、パソコンなど)を持ってきて下さい。授業中にバッテリー切れを起こさないように、自宅でしっかり充電をしておいて下さい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 小学校外国語(英語)
Key Word(s) English, Elementary School
学修内容 第01回 10月07日(月):ガイダンス 学習指導要領
第02回 10月16日(水):小・中・高等学校の連携と小学校の役割
第03回 10月21日(月):コミュニケーションの目的や場面,
            状況に応じた意味のあるやり取り
第04回 10月28日(月):言語使用を通した言語習得
第05回 11月11日(月):音声によるインプットの内容を類推し,理解するプロセス 
            児童の発達段階を踏まえた音声によるインプットの在り方
第06回 11月18日(月):英語での語りかけ方 児童の発話の引き出し方,
            児童とのやり取りの進め方
第07回 11月25日(月):外国語指導助手(ALT)等との
            ティーム・ティーチングによる指導の在り方
第08回 12月02日(月):受信から発信,音声から文字へと進むプロセス
            文字言語との出合わせ方,読む活動・書く活動への導き方
第09回 12月09日(月):学習到達目標に基づいた,指導計画(年間指導計画,単元計画,
            学習指導案等)や1時間の授業づくり
第10回 12月16日(月):学習状況の評価(パフォーマンス評価や学習到達目標の活用を含む)
第11回 12月23日(月):ICT等の活用の仕方(指導と評価の一体化)
第12回 01月06日(月):ICT等の活用の仕方(学習者用デジタル教科書)
第13回 01月14日(火):主教材 題材の選定,教材研究
第14回 01月20日(月):国語教育との連携等による言葉の面白さや豊かさへの気づき
            児童や学校の多様性への対応
第15回 01月27日(月):まとめ


授業内外で Microsoft Teams を使用するため、インターネットに接続できるデバイス(タブレット、スマートフォン、コンピューター、イヤホンなど)を必ず持参してください。自宅で十分に充電し、授業中に電源が切れないように注意してください。
事前・事後学修の内容 しっかりと授業の準備をして、きちんと復習をするようにして下さい。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

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