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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・国語
科目名 日本語教育
にほんごきょういく
Japanese Language Teaching
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 異文化間教育
いぶんかかんきょういく
Intercultural Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-lang-JAPA2042-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 周 世超(教育学部)

ZHOU, Shichao

実務経験のある教員 【実務経験の内容】日本語教師、中国の大学の日本語専攻教員として日本語教育に従事
【授業内容との関連性】実務経験より得た知見や教授法を用い、実例を示して日本語並びに日本語教育に関する実務的な指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この授業は、異文化間教育の理論と実践を総合的に学ぶことを目的としています。特に、異文化受容・適応、日本語の学習・教育の情意的側面、異文化間教育、異文化コミュニケーション、コミュニケーション教育に焦点を当てます。社会的、心理的、言語的視点から異文化間教育を再考し、多文化共生社会の実現に向けた課題と解決策を探求します。
学修の目的 異文化受容と適応に関する理論と実践方法を理解する。
日本語の学習と教育における情意的側面を理解し、教育現場で応用する能力を養う。
異文化間教育と異文化コミュニケーションの理論を理解し、実践的なスキルを身につける。
コミュニケーション教育の基本原理と方法を学び、効果的な教育方法を習得する。
学修の到達目標 異文化受容と適応における理論を理解し、異文化間での適応方法を具体的に説明できる。
日本語教育における情意的側面を考慮し、学習者のモチベーション向上策を提案できる。
異文化間コミュニケーションの実践例を挙げ、効果的なコミュニケーション方法を説明できる。
コミュニケーション教育の理論と実践方法を理解し、具体的な教育プランを作成できる。。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加度20%、授業課題30%、発表20%、レポート30%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 作成したプリントを使用。
参考書 山本雅代、馬渕仁、塘利枝子『異文化間教育のとらえ直し』明石書店,2016
池田理知子ほか『よくわかる異文化コミュニケーション』ミネルヴァ書房,2010
佐藤郡衛『異文化教育』明石書店,2010
OECD. (2020). Education for living in an interconnected world. PISA 2018 Results (Volume VI). OECD Publishing.
Fantini, A. E. (2020). Reconceptualizing Intercultural Communicative Competence: A Multinational Perspective. Research in Comparative and International Education, 15(1), 52-61.
オフィスアワー 毎週火曜12:00~13:00(教育1号館4階)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 日本語教育学概説
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 異文化受容、適応、情意的側面、異文化間教育、異文化コミュニケーション、コミュニケーション教育、異文化マネジメント
Key Word(s) Intercultural Acceptance, Adaptation, Affective Aspects, Intercultural Education, Intercultural Communication, Communication Education, Intercultural Management
学修内容 1.オリエンテーション 異文化間教育の定義
2.異文化間教育とアイデンティティ
3.異文化受容·適応 
4.異文化トレーニングと実践
5.偏見・差別の構造
6.多文化共生教育の社会的課題 
7.異文化体験をした子どもの教育・学習 
8.異文化間の人間関係
9.異文化間における心の支援: 異文化間カウンセリングの歴史と発展、支援方法
10.異文化間コミュニケーション: 理論と実践、非言語コミュニケーション、自文化中心主義の克服
11.多国籍視点から異文化コミュニケーション能力の再構築 
12.相互に結びついた世界で生きるための教育
13.主流派言語母語話者の第2言語習得・学習
14.少数派言語母語話者の第2言語習得・学習
15.まとめ
事前・事後学修の内容 【事前学修】予習課題を提示する。次の授業でその課題をもとに授業を行うため、必ず課題を行った上で授業に参加すること。
【事後学修】発表を行うので、授業で学習した内容について、毎回、復習すること。不明な点は次の授業で質問すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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