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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・国語
科目名 日本語教育
にほんごきょういく
Japanese Language Teaching
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 日本語教育学研究Ⅱ
にほんごきょういくがくけんきゅうに
Study of Japanese EducationⅡ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-lang-JAPA2048-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 周 世超(教育学部)

ZHOU, Shichao

実務経験のある教員 【実務経験の内容】日本語教師、中国の大学の日本語専攻教員として日本語教育に従事
【授業内容との関連性】実務経験より得た知見や教授法を用い、実例を示して日本語並びに日本語教育に関する実務的な指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この授業は、日本語の複雑な表現形式やその意味を理解し、適切に教えるようになることを目的としています。具体的な言語学的概念を取り上げます。これらのテーマを通じて、学生は日本語教育に生かせるような日本語の構造と機能に関する深い知識を習得します。
学修の目的 日本語の多様な表現形式を理解し、適切に使用する能力を養う。
言語学的概念を具体的な日本語の例に基づいて学び、分析する能力を身につける。
日本語教育における実践的な応用力を高める。
学修の到達目標 日本語の授受表現や敬意表現の違いを理解し、適切に使い分けることができる。
日本語の特徴を正確に解析し、説明できる。
使役表現や受身表現の用法と意味の違いを理解し、適切に教えられる。
日本語の表現を指導できる能力を養う。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加度20%、授業課題30%、発表20%、期末試験30%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 作成したプリントを使用。
参考書 金水敏ほか『よくわかる日本語学』ミネルヴァ書房,2024
オフィスアワー 毎週火曜12:00~13:00(教育1号館4階)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 日本語教育学概説
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 授受表現、敬意表現、アクセント、アニマシー、ダイクシス、主題と主体、テンス、アスペクト、受身表現、使役表現、自発・可能表現、モダリティ
Key Word(s) Giving and Receiving Expressions, Honorific Expressions, Accent, Animacy, Deixis, Topic and Subject,
Tense, Aspect, Passive Expressions, Causative Expressions, Spontaneous and Potential Expressions, Modality
学修内容 1.オリエンテーション 日本語の系統
2.授受表現 「やってくれた」は褒め言葉?
3.敬意表現① 「申します」と「申し上げます」何が違う?
4.敬意表現② 「先生、私のレポート、ご覧になりましたか」は尊敬?
5.アクセント法則 「にわにわにわにわとりがいる」は何と読む?
6.アニマシー 「Siri」「chat GPT」は「いる」「ある」?
7.ダイクシス ドラマの犯人は「あの」でばれる?
8.主題と主体 「は」と「が」が何が違う?
9.テンス 「ほら、行った行った」は過去?
10.受身表現 「彼女に髪切られた」はどういう意味?
11.使役表現、使役受身表現 「ロボットを立てる」「ロボットを立たせる」何が違う?
12.自発・可能表現 「行けたら行く」は行く?
13.アスペクト 「走っている」と「壊れている」何が違う?
14.モダリティ 「そうだ」「らしい」「だろう」は何が違う?
15.まとめ
事前・事後学修の内容 【事前学修】予習課題を提示する。次の授業でその課題をもとに授業を行うため、必ず課題を行った上で授業に参加すること。
【事後学修】発表を行うので、授業で学習した内容について、毎回、復習すること。不明な点は次の授業で質問すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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