三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・国語
科目名 日本語教育
にほんごきょういく
Japanese Language Teaching
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 言語研究Ⅱ
げんごけんきゅうに
Japanese Language and LinguisticsⅡ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-lang-JAPA2045-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 周 世超(教育学部)

ZHOU, Shichao

実務経験のある教員 【実務経験の内容】日本語教師、中国の大学の日本語専攻教員として日本語教育に従事
【授業内容との関連性】実務経験より得た知見や教授法を用い、実例を示して日本語並びに日本語教育に関する実務的な指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 言語の基本的な構造と機能について学びます。言語学の主要な分野である音声学、形態論、統語論、意味論、語用論についての基本的な理論と分析方法を理解し、言語の多様性と普遍性について考察します。学生は言語現象を科学的に分析する能力を養い、言語の本質について深い理解を得ることを目指します。また、異なる言語の構造や機能を比較し、共通点と相違点を明らかにすることを目的とします。音声学、形態論、統語論、意味論、語用論などの各分野における比較研究を通じて、言語間の相互理解を深め、言語教育に役立つ知識と技術を習得します。
学修の目的 言語の基本的な構造と機能を理解し、言語現象を科学的に分析する能力を養う。
音声学、形態論、統語論、意味論、語用論の各分野における基本的な理論と分析方法を学ぶ。
言語の多様性と普遍性についての理解を深める。
言語教育に応用できる知識と技術を習得する。
学修の到達目標 音声学、形態論、統語論、意味論、語用論の基本概念を正しく理解し説明できる。
異なる言語の音声体系、形態、統語構造、意味体系、語用論的特徴を比較し、共通点と相違点を明確に説明できる。
言語の多様性と普遍性について、具体的な例を挙げて説明できる。
言語教育に対して、対照言語学的視点から有効な提言を行うことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加度20%、授業課題30%、発表20%、レポート30%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 作成したプリントを使用。
参考書 川原繁人『音とことばのふしぎな世界』岩波書店,2015
窪薗晴夫ほか『よくわかる言語学』ミネルヴァ書房,2019
オフィスアワー 毎週火曜12:00~13:00(教育1号館4階)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 日本語教育学概説
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 音声学、形態論、統語論、意味論、語用論、対照言語学
Key Word(s) Phonetics, Morphology, Syntax, Semantics, Pragmatics, Contrastive linguistics
学修内容 1.オリエンテーション 言語の基本概念
2.音声学 「ヾ(´○` )お♪( ´▽`)や♪(´ε` )す♪( ´θ`)ノみ」顔が見えるのはなぜ?
3.音韻論 「ゴジラ」と「コシラ」どっちが強い?
4.形態論 「ワニバナナ」と「バナナワニ」はどんな生き物?
5.統語論 「頭が赤い魚を食べる猫」はどんな猫?
6.意味論 「箱がご飯を食べた」どんな箱?
7.認知言語学 コップとグラスはどう違う?
8.語用論 「お嬢さんのピアノ、上手ですね」の裏の意味は?
9.歴史言語学 「母には二度会い父には会わぬもの」は?
10.言語類型論 「殴った、私、彼女」だれがだれを殴った?
11.対照言語学 音声的比較 韓国アイドルは「除湿器」を「じょしゅちゅき」と読むのはなぜ?
12.対照言語学 形態論的比較 I, my, me, mineと「わたし」何が違う?
13.対照言語学 意味論的比較 「せっかく」と”好不容易“何が違う?
14.対照言語学 語用論的比較 相席のときは、黙った方がいい?
15.まとめ
事前・事後学修の内容 【事前学修】予習課題を提示する。次の授業でその課題をもとに授業を行うため、必ず課題を行った上で授業に参加すること。
【事後学修】発表を行うので、授業で学習した内容について、毎回、復習すること。不明な点は次の授業で質問すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University