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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
選択・必修
授業科目名 民事訴訟法
みんじそしょうほう
Civil Procedure
単位数 4 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
来年(2025年)度から、「民事訴訟法」(4単位)は、「民事訴訟法Ⅰ」と「民事訴訟法Ⅱ」(各2単位)に分けて開講予定。
選択・必修
授業科目名 民事訴訟法Ⅰ・民事訴訟法Ⅱ
みんじそしょうほう いち・みんじそしょうほう に
Civil ProcedureⅠ・Civil Procedure Ⅱ
単位数 各2 単位
ナンバリングコード
humn-laec3220-021
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6, 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 伊賀恵(非常勤講師・弁護士)

IGA Megumi

実務経験のある教員 月1回程度、裁判所職員、弁護士、司法書士、土地家屋調査士、消費者生活センター職員などをゲストに呼び、担当教員と一緒に講義をする。講義内容は、民事訴訟とその周辺においていかなる役割を果たし、紛争を解決しているか実務に沿ったものとする。

SDGsの目標
連絡事項 民事訴訟とその周辺の関連施設の見学を2回程度、予定しています。施設は津市内で、施設までの交通費(電車とバス)約1000円は自己負担です。
【MoodleコースのURL】https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/enrol/index.php?id=20827

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 友達に貸したお金を返してもらえないとき、交通事故に遭ってけがをしたとき、夫婦がもめて離婚をするとき、どうしたらいいでしょうか。                                     まずは、民法など法律の決まりにしたがって、話し合いをするでしょう。しかし、話し合っても解決できないとき、どうやって解決したらよいのでしょうか。取っ組み合いのケンカでしょうか。
それでは、力が強い者が勝つことになり、不公平ですよね。そんな方法では、法律を決めた意味もないですよね。民事訴訟は、私人間の争いを解決するために、自力救済を禁止し、国家が司法制度を整備し、そのもとで紛争解決を図るための手続きです。民事訴訟を手続きの流れに沿って講義します。
学修の目的 民事訴訟法の基本的理解を中心として、民事紛争がどのような手続により解決されるのか、実務では民事訴訟がどのように活用されているかを理解する。
学修の到達目標 法律知識を得るだけでなく、社会生活の中で紛争が生じた場合にどのような対応がありうるか、どのような流れで紛争が解決されるか、実務に沿った理解ができるようにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 試験50%、出席50%
※出席は、毎回配布する授業アンケートの提出をもって出席とする。本人が担当講師に提出したときに出席とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 レジュメを配布する
参考書 特に指定しない
オフィスアワー 講義の前後
受講要件
予め履修が望ましい科目 民法・商法において規定されている権利が侵害され紛争が生じたときに問題となるのが民事訴訟(法)なので、これらの科目を予め、もしくは並行して履修することが望ましい。
発展科目 民事執行法・倒産法・その他、民事系科目
その他 ※六法を携行すること
※2コマ連続の授業であるため、履修の際には注意すること

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 民事紛争処理制度の概説
Key Word(s)
学修内容 初回 ガイダンス・授業方針
第1回 民事訴訟法とその周辺
第2回 民事訴訟制度の目的と理念
第3回 民事訴訟手続の流れ
第4回 裁判所
第5回 当事者
第6・7回 訴え提起
第8・9回  訴訟物
第10・11回 訴訟要件
第12・13回 訴訟の審理
第14回 訴訟行為
第15回 弁論主義
第16・17回 証拠
第18回 当事者による訴訟の終了
第19・20回 判決効
第21回 複数請求訴訟
第22・23回 多数当事者訴訟
第24回 上訴・再審
第25回 略式命令手続
第26・27回 見学
第28・29・30回 担当教員とゲストとの講義
※第26~30回に設定している見学やゲストとの講義は、日程調整の結果、途中の回に実施することもある。
事前・事後学修の内容 事前の準備は必要ありませんが、手続のどの段階を学んでいるのかを意識して受講してください。また、事後は、実務に関する動画などを広げて見るなどしてみましょう。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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