三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ドイツの言語B
どいつのげんごB
German Language B
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名  ドイツ語圏の言語B
どいつごけんのげんごB
German Language B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 開放科目    
  他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 中西 志門(人文学部)

NAKANISHI, Shimon

SDGsの目標
連絡事項 他学部(他学科)からの受講可とします。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 語源(言葉の起源)と意味変化のパターンをドイツ語と英語を主な対象として学ぶ。
「言葉は生き物だ」としばしば言われるように単語の意味は日々変化している。誤用とも言われることは多いが、今我々が使っている単語の起源を探ると、元々は意外な意味を表していることがある。例えば英語のdeer「鹿」とドイツ語のTier「動物」はもともとも同じ語源に遡る。どちらの意味がより本来的なものなのか、また、意味が変化する際にはパターンが存在しているのかを実例をもとに学ぶことで、言語学の基礎的知識と英語やドイツ語の語彙を効率よく身につけることも可能になるだろう。また、借用語を通じてフランス語やラテン語の影響も大きいため、ロマンス系言語の語源にも触れる。
学修の目的 語源を知る。意味変化に関わる言語学の概念に親しむ。
学修の到達目標 語源という概念に馴染み、意味変化のパターンを知ることで科学的思考法を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
○変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点40%(毎授業でのレビューシート、および授業への積極的参加)、期末試験60%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 理解度の把握、また、学生・教員間の相互のやり取りのために、毎授業のおわりにレビューシートを提出してもらいます。
教科書 Moodleでハンドアウトを配布します。
参考書 適宜授業内で紹介します。
オフィスアワー メールでご相談ください。
受講要件 特にありませんが、積極的な参加を期待します。中西が担当する演習科目「ドイツ語学演習」も合わせて履修することによって理解度が増すかもしれません。
予め履修が望ましい科目 ドイツ語Iを履修済みであることが望ましいですが、必須とはしません。
発展科目 「ドイツ語学演習」「ドイツ語学概論」「ドイツの言語C」
その他 「ドイツの言語」というタイトルですがフランス語など別の第二外国語を履修した学生にもわかる内容、楽しめる内容にするつもりですので少しでも興味のある方は履修を検討してみてください。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19597
キーワード 言語学 ドイツ語 英語 語源 意味変化 
Key Word(s) Linguistics / German Language / English Language / Etymology / Semantic Change
学修内容 第1回 導入 語源とは
第2回〜第4回 語源の調べ方
第5回~第8回 意味変化のパターン
第9回~第12回 借用語の意味変化
第13回~第14回 文法化と語彙化、イディオム化
第15回 まとめ
※内容や進度は変わることがあります。
事前・事後学修の内容 事前の準備としてあらかじめ文章を読んでいただく可能性があります。毎回内容を復習した上で、内容を踏まえたレビューを書いてもらいます。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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