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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科 ・成人看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 地域完結型看護実習
ちいきかんけつがたかんごじっしゅう
単位数 3 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-NURS-3281-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 三重大学医学部附属病院

担当教員 〇竹内 佐智恵(医学部),角甲 純(医学部),坂口 美和(医学部),犬丸 杏里(医学部),船尾 浩貴(医学部).武田 佳子(医学看護学教育センター),他

〇TAKEUCHI, Sachie, KAKO, Jyun, SAKAGUCHI, Miwa, INUMARU, Anri, FUNAO, Hiroki, TAKEDA Yoshiko, et al.

実務経験のある教員

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ■三重大学医学部附属病院において健康問題を抱えた人々が診療・治療と地域生活をつなぐ部署を中心として実施する臨地実習である.
1) 外来(初診・再診)
2) 他部門(外来診療・血液浄化療法部・中央放射線部・アンギオ室・総合サポートセンター・内視鏡室・外来化学療法室・中央検査部・皮膚 排泄ケア看護外来・栄養診療部・リハビリテーション部・臨床工学部・薬剤部・緩和ケアセンター)
■外来患者同行、他部門での見学、事例カンファレンスを通して地域包括ケアシステムにおける健康問題を抱えた人々の実情や病院での多職種連携について考える.
学修の目的 高齢化および人口減少に対応すべく、病院完結型医療から地域完結型医療へパラダイムシフトしている我が国の医療システムを考慮し、地域という大きな枠組みの中で、治し支える医療およびケアのあり方を考え実践する能力を養う。
学修の到達目標 1. 地域の先進医療を担う三重大学医学部附属病院が、地域完結型医療の中で果たす役割を学び、看護師に求められる役割を考える。
2. 看護の対象を「患者」ではなく「生活者」として捉えて看護を実践することを学ぶ。
3. 対象者および家族の入院前、入院中、退院後の生活を考慮した看護を学ぶ。
4. 対象者が希望する生き方や生活を尊重・理解した上で、看護師が意思決定支援をすることの重要性を学ぶ。
5. 対象者が病状に合わせて療養の場を移しながら、住み慣れた在宅に帰ることを目指すために、多職種の連携について学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

患者を受け持つ実習ではありませんが,外来で出会った方に同行させていただく貴重な機会です.同行させていただく方々への感謝と共に,看護学生として院内をめぐるなかでの自身の振る舞いや他者への配慮を十分に意識して臨んでください.

成績評価方法と基準 出席や参加態度出席時間が実習時間の2/3に満たない者や、1回以上の無断欠席をした場合は評価を受けることができない。
地域完結型看護実習の評価は課題の内容や実習中の態度などを多面的に評価する。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 ■多岐にわたる見学であるため,学習目的をつかみづらいという印象があるという意見がありました.カンファレンス等での教員によるファシリテートにおいて,テーマを明確にすることで皆さんが学ぶために主体的に参加できるよう工夫したいと思います.
■例年,手術室での見学が一部の人に限られています.今年度は成熟期看護学実習前に全員が見学の機会をもてるように配慮します.
教科書 指定許可書なし
成人看護学ⅠⅡⅢでの授業資料を有効活用することを勧める
参考書 成人看護学ⅠⅡⅢでの授業資料を有効活用することを勧める
オフィスアワー 実習前の課題への取り組み,実習開始後の困りごとが発生した場合は,メールまたは直接教員に相談してください.
状況に応じて,面接をしたり学習支援をしたりすることを検討し,解決への援助をします.
受講要件 成人看護学ⅠⅡⅢを全て単位取得している.
予め履修が望ましい科目 ■成人看護学ⅠⅡⅢ
■事前に課される課題を完遂させて実習に臨むことが学びを深める一助になります.
発展科目 成熟期看護学実習,統合実習
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地域完結型,患者ではなく生活者という捉え方,療養の場と住み慣れた場,多職種連携
Key Word(s) Locally-contained type, not patient but living person in life, hospital and community, Multi-disciplinary collaboration
学修内容 1日目 オリエンテーション他
2日目 外来患者同行実習 他部門での実習 事例カンファレンス
3日目 ※ 外来患者同行と他部門での見学は各自に割り振られたスケジュールで進める
4日目 ※ 事例カンファレンスは成熟期看護実習のグループ編成をもとにグループ活動をする
5日目 ↓
6日目   ↓
7日目 ↓
8日目 まとめ 振り返り他
事前・事後学修の内容 ■事前学習:個々に割り振られた見学部署の専門性に関する調べ学習
■事後学習:見学及びその後の話し合いを通して学んだことのまとめ
※事前学習は夏休み前に提示されます.計画的に進めてください.
※事後学習は提出方法が別途指定されます.必ず提出方法を確認し遵守してください.
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

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