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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 CNSコースは必修 |
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授業科目名 | 精神看護学実習Ⅱ | |
せいしんかんごがくじっしゅう に | ||
Psychiatric and Mental Health Nursing Practice Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期後半 原則として1年次 2月~3月(2週間) |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 三重大学医学部附属病院, 伊勢赤十字病院, 信貴山病院上野分院 | |
担当教員 | ○片岡 三佳(医学部看護学科), 北 恵都子(同), 岡田 元宏(医学部医学科), 奥野 史子(伊勢赤十字病院), 山口知代(信貴山病院分院上野病院) | |
KATAOKA, Mika, KITA, Etsuko, OKADA, Motohiro, OKUNO, Fumiko, YAMAGUCHI, Tomoyo | ||
実務経験のある教員 | ○片岡 三佳, 北 恵都子の両名は精神科病院での勤務経験があり, 奥野 史子,山口 知代は精神専門看護師で高度実践の経験をもち、実習指導を行う。岡田 元宏は医師の立場から指導を行う。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 精神科領域における診断および治療法について、精神科診療場面の同席、アセスメントおよび薬物療法についての精神科医との討議、スーパーヴィジョンを通して学修する。また、精神科リエゾンチーム、認知症ケアチーム、緩和ケアチームなど精神看護専門看護師と精神科医が協働するチームの回診および臨床心理士も参加するカンファレンスに同席し、協働するチーム医療の実際を学修し、専門看護師として実践をするための基礎的な能力を養う。 |
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学修の目的 | 精神科における診断と治療の実際について見学と部分的な参加から学びを深め、対象者のアセスメントについて医師と共有することを通して、専門的な面接力、アセスメント力など実践的な能力を身につける。 |
学修の到達目標 | 1. 精神科における診断法と対象者の状況に応じた治療法について理解し、その根拠を説明することができる。 2. 向精神薬を中心とした精神科における薬物治療で使用される薬剤について、特徴、副作用、副効用などを説明することができる。 3. 精神科医あるいは臨床心理士の助言を受けながら、精神医学的視点からのアセスメントを展開することができる。 4. 精神看護専門看護師と精神科医が協働するチーム医療におけるそれぞれの役割を理解し、自分が担うべき立場を説明することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 【基準】精神医療の現場で行われている医学的なアセスメントを行う能力が身につき、実習目標を主体的に達成できた場合に合格とする。 【方法】実習計画10%、実習内容・記録50%、カンファレンス20%、レポート20%を基に、実習先の精神科医を含めて検討する。 |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
実地体験型PBL |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | |
参考書 | 精神看護特論Ⅰ~Ⅷで使用した文献 |
オフィスアワー | 毎週水曜日12:00~13:00 |
受講要件 | 精神看護特論Ⅰ~Ⅲを履修ずみであること。原則として、精神看護学特論Ⅳ~Ⅷの受講がすみ、精神看護学実習Ⅰを履修ずみであること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 精神看護学実習Ⅲ |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 精神看護学、診断、治療 |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 【実習方法】 1. 精神科初診の見学 統合失調症圏、気分障害圏を含む3事例程度の初診に同席する。同席後は振り返りを行い、精神科医の見解と自分の見解を討議する。同席した事例のうち1事例は再診にも同席できる対象者を選定する。 2. 精神科再診の見学 統合失調症圏、気分障害圏の再診の同席を必須とし、その他に関心のある疾患を含めて合計5事例程度に同席する。事例の中に退院後初回の診察、1年以上外来通院をしている事例を必ず含める。同席後は精神科医から治療の目的や意図、治療経過について振り返りを受ける。同席前にカルテや関係者から情報を収集し、治療経過について把握しておく。1事例は初診に同席した事例とし、初診から再診のつながりを学修する。 3. 病棟での入院事例の受け持ち 入院中の対象者1~2名を受持ち、精神医学的視点からアセスメントを実施する。アセスメントにあたっては、対象者への面接や生活状況を観察する。必要に応じて病棟に所属する看護師から情報を得る。実施したアセスメントは主治医(可能であれば精神保健指定医)から助言を受ける。 4. 精神科リエゾンチームもしくは、リエゾン回診の見学 精神科リエゾンチームの回診およびカンファレンスに参加し、精神看護専門看護師、精神科医の協働について見学する。その際、精神医学の視点から対象者をどのようにアセスメントするか、そのアセスメントがどのようにチームに活用されているかを検討する。実習施設に精神科リエゾンチームがない、もしくは活動を中止している場合はリエゾン精神科医の回診を見学する。 5. 認知症ケアチーム回診、緩和ケアチーム回診など精神看護専門看護師や精神科医が加わるチームの見学 精神看護専門看護師や精神科医が加わるチームの回診およびカンファレンスに参加し、連携について見学する。その際、精神医学の視点から対象者をどのようにアセスメントするか、そのアセスメントがどのようにチームに活用されているかを検討する。 6. 精神科医局のケースカンファレンスへの参加とアセスメントの事例提出およびスーパーヴィジョン 精神科医局(臨床心理士も参加する)のケースカンファレンスに参加し、見学する。3.で実施したアセスメントをレポートとして1事例をまとめた上で発表し、参加している精神科医からコメントしてもらう。別途、指導精神科医からのスーパーバイズを受ける。 7. 実習記録 実習計画に基づいて必要な記録を検討し、作成する。毎日実施した内容の記録と3.で作成し、6.でコメントを受けたレポートは必ず作成する。 1.〜6.をどのように実施するかは、事前に作成した実習計画に基づき、実習先の精神看護専門看護師や精神科医、関係者と調整する。カンファレンスの頻度、参加者など実習前から事前調整が必要なものについては、計画作成時に指導教員と調整方法を検討する。 |
事前・事後学修の内容 | 実習前までに実習計画を立案し、教員から指導を受ける。自らの計画に基づき、精神看護特論Ⅰ~Ⅲで学修した内容をまとめる。精神科薬物療法については必ずまとめる。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |