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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
CNSコースは必修
授業科目名 精神看護学実習Ⅰ
せいしんかんごがくじっしゅう いち
Psychiatric and Mental Health Nursing Practice Ⅰ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期前半

11月~1月

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 伊勢赤十字病院 信貴山病院上野分院

担当教員 ○片岡 三佳(医学部看護学科), 北 恵都子(同),  奥野 史子(伊勢赤十字病院),山口 知代(信貴山病院分院上野病院)

KATAOKA, Mika, KITA, Etsuko, OKUNO, Fumiko, YAMAGUCHI, Tomoyo

実務経験のある教員 ○片岡 三佳(医学部看護学科), 北 恵都子(同)両名は精神科病院での勤務経験があり,  奥野 史子,山口 知代は精神専門看護師で高度実践の経験をもち、実習指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 精神看護学における理論と技法を踏まえた精神看護専門看護師への同行(シャドーイング)、関係者へのインタビューを通して、精神看護専門看護師が活動する実践現場の特性および6つの役割機能(直接ケア・相談・調整・倫理調整・教育・研究)を学修する。また、本実習を通して専門看護師活動の基盤となる、計画立案能力および調整能力を身につけるとともに、精神看護専門看護師としての適性を自己洞察する。
学修の目的 実践的活動を行う精神看護専門看護師への同行(シャドーイング)を通して、実習目的および実習目標を明らかにする。
学修の到達目標 1. 精神看護専門看護師が6つの役割機能をどのように実践しているかを具体的に理解することができる。
2. 精神看護専門看護師が実践するにあたり活用している理論やアセスメントツールを理解し、看護実践現場でどのように使用しているかを言語化することができる。
3. 精神看護専門看護師の活動する場に勤務する看護職者および看護管理者が、専門看護師の活動をどのように捉えているかを理解し、その有用性および課題を検討することができる。
4. 精神看護専門看護師の活動する場を利用する看護の利用者の視点から、専門看護師活動の有用性および課題を検討することができる。
5. 本実習が設定されている背景を理解し、自ら実習計画を立案し、状況に応じて変更しながら実習することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 【基準】精神看護専門看護師、関係する看護職者、看護の利用者など多面的な視点に立って実習を展開し、実習目標を主体的に達成できた場合に合格とする。
【方法】実習計画10%、実習内容・記録50%、カンファレンス20%、レポート20%を基に、実習先の精神看護専門看護師を含めて検討する。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 精神看護特論Ⅰ~Ⅲで使用した文献
オフィスアワー 毎週水曜日12:00~13:00
受講要件 精神看護特論Ⅰ~Ⅲを履修ずみであること。原則として、精神看護学特論Ⅳ~Ⅷと並行して学習する。
予め履修が望ましい科目
発展科目 精神看護学実習Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 精神看護学。役割機能
Key Word(s)
学修内容 【実習方法】
1. 大学院生が志望する専攻分野(サブスペシャリティ)領域を有する精神看護専門看護師への同行(シャドーイング)
 精神看護専門看護師の勤務開始から勤務終了まで、可能な限りシャドーイングする。プライバシーに配慮する必要がある内容のシャドーイングについては、その目的について関係者に説明し、許可を得てから見学する。
2. 精神看護専門看護師が活動する看護実践現場に所属する看護職者や看護管理者へのインタビュー
 実習中に大学院生自らの目標を達成するために必要な看護職者にインタビューを行う。インタビューの内容については、実習計画に含む。
3. 精神看護専門看護師からの直接ケアを受けたり、専門看護師がチーム活動でかかわった看護の対象者へのインタビュー
 実習中に大学院生自らの目標を達成するために必要な看護の対象者(および家族)にインタビューを行う。インタビューの内容については、実習計画に含む。
4. カンファレンス
 実習最終日に実習先の精神看護専門看護師、指導教員を含んだカンファレンスを必ず行う。それ以外のカンファレンスの開催については、大学院生自らの実習目標に沿って計画する。
5. 実習記録
 実習計画に基づいて必要な記録を検討し、作成する。毎日実施した内容の記録と実習のまとめにあたるレポートは必ず作成する。レポートには、精神看護専門看護師となった場合の自己洞察を含むこと。

1.〜4.をどのように実施するかは、事前に作成した実習計画に基づき、実習先の精神看護専門看護師や関係者と調整する。カンファレンスの頻度、参加者など実習前から事前調整が必要なものについては、計画作成時に指導教員と調整方法を検討する。
事前・事後学修の内容 実習前までに実習計画を立案し、教員から指導を受ける。自らの計画に基づき、共通科目、精神看護特論Ⅰ~Ⅲで学修した内容をまとめる。専門看護師の6つの役割機能については必ずまとめる。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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