三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・英語
科目名 英語教育
えいごきょういく
English Teaching
受講対象学生

学部(学士課程) : 4年次
72・73 期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 英語科教育法講義
えいごかきょういくほうこうぎ
Lecture on English Teaching Methodology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
edu-comn-ENGL1123-1
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 英語科第2演習室(教育学部校舎一号館3階)

担当教員 中川右也(教育学部英語教育講座)

NAKAGAWA, Yuya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 アクティブラーニング型授業で展開される。授業実践を意識しながら第二言語習得研究を概観し、理論で得られる科学的知見について具体例を示し、日本の英語教育における実態を考察する。
学修の目的 第二言語習得研究に関する知識を修得し、それを授業実践に援用できる力を養う。
学修の到達目標 日本の英語教育に照らし合わせ、第二言語がどのように習得されるかを考察し、第二言語習得研究の知見に関連付けながら具体的に述べることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 Portfolio(5%)、議論参加(5%)、課題(20%)、小テスト(10%)、ミニ研究発表(20%)、定期試験(40%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 学生が主体的に取り組めるよう支援し、持続可能な学びになるよう、毎回、リフレクションを行い、コメントを返却する。
教科書 馬場今日子・新多了(2016).『はじめての第二言語習得論講義-英語学習への複眼的アプローチ』東京:大修館.
参考書 Brown, S., & Larson-Hall, J. (2012). Second language acquisition myths: Applying second language research to classroom teaching. Ann Arbor, MI: University of Michigan Press.
白畑知彦&中川右也(編)『英語のしくみと教え方―こころ・ことば・学びの理論をもとにして』東京 : くろしお出版. 
白畑知彦&須田考司(編)『第二言語習得研究モノグラフシリーズ3 言語習得研究の応用可能性―理論から指導・脳科学へ』東京 : くろしお出版. 
オフィスアワー 金曜日:14:00~
受講要件 英語科教育法 I, IIを履修済であること。
予め履修が望ましい科目 英語科教育法 I, II
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 第二言語習得論,教授法
Key Word(s) second language acquisition research, teaching methodology
学修内容 第1回 :第2言語習得研究という領域と魅力、その基本的考え方 + 第1章(テキスト)
第2回 :第二言語習得についての信念+ 第2章(テキスト)
第3回 :言語習得を説明する理論(behaviorism) + 第3章(テキスト)
第4回 :言語習得を説明する理論(原理とパラメータのアプローチ) + 第4章(テキスト)
第5回 :言語習得を説明する理論(用法基盤モデル) + 第5章(テキスト)
第6回 :言語習得の前提となる能力(他者の意図を読む)+ 第6章(テキスト)
第7回 :言語習得の前提となる能力(パタンを認識する)+ 第7章(テキスト)
第8回 :母語の臨界期+ 第8章(テキスト)
第9回 :第二言語の臨界期(発音と文法)+ 第9章(テキスト)
第10回:第二言語の臨界期(ESLとEFL)+ 第10章(テキスト)
第11回:母語から外国語への影響(言語構造)+ α
第12回:母語から外国語への影響(情報構造、語用論)+ α
第13回:母語と第二言語の関係性 + α
第14回:ミニ研究発表(初等)
第15回:ミニ研究発表(中等)
定期試験
事前・事後学修の内容 事前学習として毎回、教科書や論文資料を読み、事後学習としてリフレクションシートを用いた内省を行う。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University