三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習F
にほんぶんがくえんしゅうえふ
Seminar in Japanese Literature F
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習F
にほんぶんがくえんしゅうえふ
Seminar in Japanese Literature F
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 池上保之(人文学部)

IKEGAMI,Yasuyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 近世に作られた兼好の伝記を読む。発表担当を割り振り、発表資料を作成して発表を行う。近世兼好伝の版本画像を用いて、くずし字を翻字し、注釈、現代語訳を行う(すでに翻刻されたものは存在する)。挿絵が付属する場合、その分析を行う。
学修の目的 くずし字を読解できる。内容について適宜注釈を行い、現代語訳して、理解する。それらを発表資料にまとめ、わかりやすく発表する。
学修の到達目標 くずし字を読解できる。近世注釈書や現代の注釈書の解釈を比較検討して、作品をより深く理解できる。古典文学読解の基礎的な手法を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表40%、授業への参加30%、提出課題30%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 小川剛生訳注『新版 徒然草 現代語訳付き』(KADOKAWA、2015) 適宜レジメを配布する。 版本画像については、国書データベース等を利用し、web公開されたものを使用する。
参考書 『近世兼好伝集成』(平凡社、2003)、『兼好法師- 徒然草に記されなかった真実』(中公新書、2017)、『徒然草をよみなおす』(ちくまプリマ―新書、2020)、『徒然草-無常観を超えた魅力』(中公新書、2020)、『徒然草の誕生』(岩波書店、2019)、『徒然草への途』(勉誠出版、2016)、『徒然草の十七世紀』(岩波書店、2015)
オフィスアワー 月曜日の昼休み。
受講要件 古典、古典文法、くずし字についての基礎的な知識を有する。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中世文学、徒然草、兼好法師、くずし字
Key Word(s) Medieval literature of Japanese、Essays in Idleness(Tsurezuregusa)、Kenkō、Kuzushiji
学修内容 1 徒然草 概説
2 近世兼好伝 概説 くずし字読解練習
3 近世兼好伝 概説 くずし字読解練習
4 発表サンプル 
5 準備 くずし字読解練習
6~14 発表
15 まとめ
事前・事後学修の内容 発表担当者はレジメを作成し、発表の準備を行う。担当でない者は発表箇所の予習。授業後は内容・発表を振り返り、復習を行う。必要に応じて追加資料を作成する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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