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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 成人看護学対象論Ⅱ
せいじんかんごがくたいしょうろんⅡ
Theoretical Basis of Adult Nursing Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-ADUL5202-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 竹内研究室,他

担当教員 竹内佐智恵(看護学専攻),船尾浩貴(看護学専攻)

TAKEUCHI Sachie, FUNAO Hiroki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 【主題の事項】成人看護の現状と問題点を明らかにし、成人看護の専門性および人間の尊厳を支える看護とは何かを探求する。
【科目がカリキュラムのなかで占める位置づけ】看護学特別研究の実践に向けて,対象となる人の特徴を理解し,その対象に焦点をあてる必要性や意義を述べるための基盤学習の位置づけとなる
【扱う教材とそれを扱う理由】関連する論文,専門分野の書籍(日本語,英語)を教材とするほか,臨床で,事象に関わる当事者をゲストスピーカーに迎え,当事者の声にも注目する.
学修の目的 看護学特別研究を計画するために,健康危機,ひいては生命危機にある人の「生と死・存在の意味・身体論」について文献を用いて科学的,哲学的観点で考察し,看護においてその存在に向き合う意味を示すことができるようになることを目的とする
学修の到達目標 【知識】
1 健康危機ひいては生命危機の状態であり治療を要する患者を取り巻く状況において,注目する事象を述べる
2 注目する事象における患者や家族の直面しやすい課題を述べる
3 課題を解決するために探究すべき研究における対象を定め,文献検討を通して,また,現場でその事象に向き合う当事者の知見を聞くき,参考にして,その対象の特性を述べる
4 研究において,その対象への接近法や特性を捉える方法を列挙する
【態度】
1 現場での経験を語ってくださる当事者に敬意を示すとともに,クリティカルシンキングに基づき,探索的かつ問題解決への建設的姿勢で質問,コメントをする
2 述べる内容を,文献的な裏付けに基づいて表現する
3 研究の目的を論理的に絞り込み,示す
4 調べた内容に対する質問に答えるうえで,蓄積した文献リストやその整理分類資料を活用して答える
【技能】
1 系統的な文献検索を行う
2 英語文献を含め,収集した論文をクリティカルシンキングの観点で読む
3 文献を系統的,機能的に整理分類する
4 現場での体験を語ってくださる当事者の話を要約し,語り手の意図と確認しあう
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 自身のプレゼンテーションの資料や質問への回答 80%,他者の発表(合同発表会を含む)への質問や意見 20% (合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 研究の基盤となるよう,文献検討を中心とした授業構成とし,研究計画書の基盤つくりを目指す.
教科書 【テキスト】
特に指定しない。
随時、参考文献は紹介する。
参考書 Quality of Life: The Assessment, Analysis and Reporting of Patient-reported Outcomes: Peter M. Fayers、 David Machin
The Illness Narratives: Suffering, Healing, And The Human Condition: Arthur Kleinman
オフィスアワー moodleで指定したサイトで面接予約をしてください.
※初回の授業で説明します.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 成人看護学援助論ⅠⅡ,看護学特別研究
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード アセスメント 危機理論 概念分析
Key Word(s)
学修内容 オリエンテーション_授業の進め方,moodleの操作
講義
1 文献検索
2 文献整理,分類
3 文献検討を通して研究課題を絞り込む思考法
4 研究計画書の書き方(緒言,研究の意義)
5 注目する事象に関わる当事者の語り
演習
1 健康危機ひいては生命危機の状態であり治療を要する患者を取り巻く状況において,注目する事象を述べる
2 注目する事象における患者や家族の直面しやすい課題を述べる
3 課題を解決するために探究すべき研究における対象を定め,文献検討を通して,その対象の特性を述べる
4 研究において,その対象への接近法や特性を捉える方法を列挙する
5 研究計画(緒言,研究の意義)
事前・事後学修の内容 成人看護学対象論Ⅰと連動しています.
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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