三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・理科
科目名 理科
りか
Science
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次
期生
卒業要件の種別 選択必修
理科教育コースの学生は、理科情報基礎IまたはIIを履修。
理科情報基礎IIは物理・化学分野を想定した内容を扱います。
授業科目名 理科情報基礎II
りかじょうほうきそ に
Basic Computing for Science II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-scie-GEOL2001-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 伊藤信成(理科教育講座/地学)
栗原行人(理科教育講座/地学)

ITOH, Nobunari
KURIHARA, Yukito

実務経験のある教員 伊藤信成:宇宙航空研究開発機構で人工衛星開発に従事した職歴を有しており、その経験を天文・宇宙に関する基礎的実験・情報処理において活用している。
栗原行人:埼玉県立自然史博物館・国立科学博物館で地質学分野の研究と教育普及活動に従事した職歴を有しており、その経験を地質学分野の基礎的実験・情報処理において活用している。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 科学実験では、様々な数値を扱う。これらの数値の扱い方について理論・実践の両面から検討を行う。また論理的な思考法についても解説を行う。
あわせて、自ら得た情報の発信・受信にかかわるデジタル・デバイドの操作についても実習を行う。
学修の目的 ・実験等で得られた測定値を正しく扱うことができる
・科学レポートを作成することができる
学修の到達目標 ・測定結果に基づいた論理的な考察ができるようになる。
・情報の発信ができる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末レポート 70%
プレゼンテーション 30%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

反転授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 理系のための上手な発表術(講談社)
新しい誤差論(共立出版)
理科系の作文技術(中公新書)
オフィスアワー 月曜日13:00-14:30, 地学第1研究室(伊藤)
受講要件 学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 情報の収集, 整理, 評価
Key Word(s) Data Acquisition, Reduction, Evaluation,
学修内容 1 イントロダクション:誤差の考え方
2 基本統計量とは
3 様々な分布:正規分布・二項分布・ポアソン分布
4 大数の法則:中心極限定理
5 相関関係・因果関係
6 検定と検定
7 仮説検定
8 分散分析
9 グラフの取扱い
10 統計値の解釈
11 画像処理の基礎(ImageJ)
12 グラフ描画の基礎1:平面図
13 グラフ描画の基礎2:空間図
14 科学レポートの形式
15 まとめ:レポート作成の実践
事前・事後学修の内容 事前学習:各回の授業に関連する事象、事例について予め具体例を検討すること(授業内で報告してもらうことがある)
事後学習:各回の最後に課題を示すので、課題の実施を通じて授業内容の理解を深めること
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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