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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2023年度以前入学生対象 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 ゼミ生でなくとも受講可 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | アメリカ文学演習J | |
あめりかぶんがくえんしゅうJ | ||
Seminar in American Literature J | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2024年度以降入学生対象 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 ゼミ生でなくとも受講可 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | アメリカ文学演習J | |
あめりかぶんがくえんしゅうJ | ||
Seminar in American Literature J | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 田畠 健太郎 | |
TABATA, Kentaro | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | アメリカの文学の代表的作品(今年度はカート・ヴォネガットの『スローターハウス5』)を毎週10頁弱ずつ英語原文で読み、その注釈を分担して作りながら、英語的、物語論的、文学的、社会的、歴史的な問題を探り、クラスで議論する。 |
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学修の目的 | カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』という20世紀のアメリカのSF文学/ポストモダン文学の代表的作品を英語原文で読むことで、その後現代まで影響力を持つアメリカ文学に対する理解を深める。また、アメリカのSF文学作品/ポストモダン文学で問題となっている人間観や世界観、差別問題、宗教問題、ジェンダー問題の分析をすることで、現代社会におけるそれらの問題意識の基礎的理解を築く。そしてもちろん、英語原文を注釈を作りながら詳しく文法的に読み解き、語学的に正確な英文読解力を身に着ける。また、学期の最後には、参考文献の読み方探し方を演習したのち、学期末に提出する(文学研究分野の)レポートの書き方を基礎から手取り足取り教えることで、フィクション作品の考察・読解にかかわる論文を書けるようにする(つまり、授業内でレポートを書きはじめ学期中にレポートの骨組みを書き上げてしまい、学期末にはそれを整えたものを提出してもらいます。) |
学修の到達目標 | カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』という20世紀のアメリカのSF文学/ポストモダン文学の代表的作品(後期は第6章~最後まで)を英語原文で読む経験をすることで、学生は他のアメリカ文学作品(SF文学やポストモダン文学)を主体的に読み漁るようになる。加えて、文学にかかわる著作物を自力で詠めるようになり、作品への理解をみずから深め広げられるようになる。また、語学的に正確な英文読解力を身に着け、英語文学作品を主体的にみずから読み進められる基礎力を得る。さらに、フィクション作品の考察・読解にかかわる論文を書けるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | プレゼンテーション30%、レスポンスシート40%、レポート30%(受講者をみて変更の可能性あり) |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
反転授業 プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 要望があれば可能な限り積極的に取り入れる |
教科書 | Kart Vonnegut _Slaughterhouse-Five_ Random House (Vintage), 1993. (ISBN: 9780099800200) (生協で販売アリ;個人購入でもOK;電子書籍での購入もOK) |
参考書 | カート・ヴォネガット 『スローターハウス5』、伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫、1978年 |
オフィスアワー | 金曜7-8限 |
受講要件 | 特になし(「演習」科目ですがゼミ生関係なく受講できます。英語ができれは越したことはありませんが、意欲があれば問題ありません。2年生の受講や他コースの学生の受講もまったく問題ありません。) 前期の「アメリカ文学演習I」を受講していると内容的には引き続きになりますが、後期からの参加もまったく問題ありません。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし(前期の「アメリカ文学演習I」を受講していると内容的には引き続きになりますが、後期からの参加もまったく問題ありません。また、地域・言語に関係なく文学関係科目全般、英語関係科目全般、専門分野に関係なくアメリカ関係科目全般を広く取っていれば、受講の役に立つかもしれません。) |
発展科目 | 地域・言語に関係なく文学関係科目全般、英語関係科目全般、専門分野に関係なくアメリカ関係科目全般 |
その他 | 英語を読むので、英語の辞書は(中古でも電子辞書でも構わないので)大学生用のものを用意しておいた方がよい。また、大学受験時に使ったもので良いから(あるいは古本でよいので)英文法書を持っているとよい。(詳しくは初回授業時に指示する。) |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19039 |
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キーワード | アメリカ文学、SF、ポストモダン文学、共感 |
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Key Word(s) | American Literature, Science Fiction, Postmodern Literature, Empathy |
学修内容 | 授業計画 第1回:イントロ:アメリカ文学について&SFについて&ポストモダン文学について概観、英語の読み方について、発表分担 第2回: Ch. 6 ① (pp. 112-118) 第3回: Ch. 6 ② (pp. 119-126) 第4回: Ch. 7 ③ (pp. 127-132) 第5回: Ch. 8 ① (pp. 133-140) 第6回: Ch. 8 ② (pp. 141-149) 第7回: Ch. 9 ③ (pp. 150-156) 第8回: Ch. 9 ① (pp. 157-164) 第9回: Ch. 9 ② (pp. 165-172) 第10回: Ch. 10 (pp. 173-177) 第11回: 論文読解演習① 第12回: 論文読解演習② 第13回: レポート計画実習① 第14回: レポート計画実習② 第15回: レポート草稿検討実習&まとめ 期末レポート(作品について) *学生の英語力や進度によって、学期中に調整・変更する可能性があります。 |
事前・事後学修の内容 | 毎回読むべき範囲を予習として読んでくること。個々の表現の間のつながりや全体との関係も考えるために、復習することで学習内容を次回の授業に活かすこと。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |