三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 言語科学論A
げんごかがくろんえー
Language Science A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-052
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 齋藤 広明(人文学部)

SAITO, Hiroaki

SDGsの目標
連絡事項 Moodleコース:https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19250

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・人間が生得的に持っているとされる言語知識・能力について、主に統語(文構造・句構造)の観点から観察する。
・英語や日本語などの自然言語を比較することで、言語の統語的特徴とその制約について概観する。
・「仮説設定・検証・仮説の修正」という、自然言語を科学的に研究する方法を体験する。
学修の目的 ・統語論における基本的な概念について理解する。
・自然言語の基本的な句構造と文構造について理解する。
・言語に関する様々な事柄・現象を客観視する姿勢と分析する手法を身につける。
学修の到達目標 ・自然言語の基本的な文構造と句構造について、適切な専門用語を用いながら説明することができる。
・未知の言語データに対し、基本的な統語構造を説明することができる。
・自然言語を科学的に研究する方法について、自分自身の例を用いながら説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 問題演習3回(それぞれ20%)と期末プロジェクト(40%)によって評価する(合計60%で合格)。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 教員が準備した資料を使用する。
参考書 Carnie, Andrew. 2021. Syntax: A Generative Introduction (4th ed.). Wiley-Blackwell.
Roberts, Ian. 2023. Beginning Syntax: An Introduction to Syntactic Analysis. Cambridge.
オフィスアワー 初回授業でお知らせします。
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 言語科学概論A・B
発展科目 言語科学・英語学関係科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード (理論)言語学、統語論、言語の普遍性と多様性、文構造、句構造
Key Word(s) (theoretical) linguistics, syntax, cross-linguistic universals and variations, sentence structure, phrase structure
学修内容 第1回: 導入
第2回: Generative Grammar
第3回: Parts of Speech
第4回: Constituency and Trees (1)
第5回: Constituency and Trees (2)
第6回: Structural Relations
第7回: 問題演習
第8回: Binding Theory
第9回: X-bar Theory (1)
第10回: X-bar Theory (2)
第11回: 問題演習
第12回: X-bar Theory and Functional Categories (1)
第13回: X-bar Theory and Functional Categories (2)
第14回: 問題演習
第15回: 期末プロジェクト
事前・事後学修の内容 事前学習:配布資料の指定箇所を読む。
事後学習:授業内容を復習し、指定された問題演習に取り組む。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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