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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・技術
科目名 技術科教育
ぎじゅつかきょういく
Technology Education
受講対象学生 A 類

学部(学士課程) : 2年次
73~75 期生
卒業要件の種別 必修
技術・ものづくり教育コースの学生は必修です。
授業科目名 【遠隔】技術科教育法Ⅱ
ぎじゅつかきょういくほうに
Methodology of Technology Education II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-ENGR2121-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 技術棟T-多目的教室

担当教員 吉岡利浩(非常勤講師)

YOSHIOKA Toshihiro

実務経験のある教員 吉岡利浩,中学校教諭

SDGsの目標
連絡事項 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本授業では,中学校技術・家庭科(技術分野)における教材開発の方法について理解すると共に,実際に教育実習での教材を開発し,学習過程を構築できることをねらいとする。
学修の目的 この授業を履修することにより,中学校技術・家庭科技術分野での教材開発を行うことができるようになる。
学修の到達目標 ・授業における教材の役割と意義について説明できる。
・技術科教育における教材研究について理解し,教材開発の方法について説明できる。
・提案された教材を基にして,単元案(単元目標,指導上の考察,指導計画 等)を作成することができる。
・学習指導要領に示された個別の学習内容について指導上の留意点を説明できる。
・個別の学習内容と専門領域との関係を理解し,教材研究を行うことができる。
・開発した教材と作成した学習指導案を基に模擬授業を実施することができる。
・模擬授業においては,教科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用を理解し,活用することができる。
・学習指導案の構成を理解した上で,開発した教材を基に学習指導案(単元案と本時案)を作成することができる。
・開発した教材と構築した学習過程を,模擬授業を通して検証し,改善することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業態度(10%),提出物(20%),発表・協議(40%),試験(30%)を基にして総合的に評価(合計が60%で合格)する。
授業の方法 講義 演習 実験 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業時における学生との討論や,学生からの意見・要望等に応じ,授業を改善する。
教科書 中学校学習指導要領解説 技術・家庭編
その他,授業に必要な書籍は適宜紹介すると共に,資料を配布する。
参考書
オフィスアワー 非常勤講師であるので問い合わせは基本的にメールにて(yoshiokapro@gmail.com)
世話役:松岡 守 毎週月曜日12:00~13:00 教育学部技術棟2階電気工学研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 技術学概論,技術科教育法Ⅰ
発展科目 技術科教育法Ⅲ,技術科教育法Ⅳ,教職実践演習
その他 小・中学校の研究発表会に参加し,学校現場での授業実践と教材について検討する取組を行うこともある。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ものづくり教育,技術教育,教材開発
Key Word(s) Making Things Education, Technology Education, Development of Teaching Materials
学修内容 第1回:オリエンテーション,本授業の概要説明
第2回:1.技術科教育の授業における教材の意義と役割
    (1) 「教材」の定義と分類
(2) 技術科教育における「教材」・「教具」・「題材」
第3回:2.技術科教育における教材研究
    (1) 教材研究の意義
    (2) 教材解釈と教材開発
第4回:3.技術科教育における教材研究の実際
    (1) ガイダンス的内容での学習内容と教材の検討
第5回:(2) ガイダンス的内容での教材:タワーコンテストの実施    
第6回:(3) 材料加工での学習内容と教材の検討
第7回:(4) 材料加工での教材:万年カレンダーの製作
第8回:(5) 生物育成での学習内容と教材の検討
第9回:(6) 生物育成での教材:スプラウトの栽培の実施
第10回:(7) エネルギー変換と情報での学習内容と教材の検討
第11回:(8) エネルギー変換と情報での教材:ブレッドボードを用いた教材の実践
第12回:4.技術科教育における教材開発の実際
    (1) 教材開発と授業設計の方法
    (2) 学習指導案の構成とその作成
第13回:(3) 授業における情報機器及び教材の効果的な活用
第14回:5.模擬授業の実施
第15回:6.模擬授業による教材と学習過程の有効性の検証
定期試験
事前・事後学修の内容 講義内容を基にしたレポートを数回課す。最終課題として,教育実習での教材を開発し,学習指導案を作成する。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

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