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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)社会科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 組織行動論特講 | |
そしきこうどうろんとっこう | ||
Organizational Behavior | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 岩田 一哲(人文学部) | |
Ittetsu Iwata | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | この講義は、近年注目されているワーク・エンゲージメントの検討を通じて、組織行動論の包括的な理解を進める。ワーク・エンゲージメントは、従業員のモチベーションやリーダーシップとの関連が深いだけでなく、組織の業績や従業員自身の健康といった面に至るまで、その関連する範囲は大きい。そこで、ワーク・エンゲージメントとの関連から議論を展開することによって、組織行動論の全体的・包括的把握を目指す。 |
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学修の目的 | 第1に、ワーク・エンゲージメントの把握、特に、理論的・実証的の両側面からの把握を目的とする。したがって、相関分析、因子分析、回帰分析、共分散構造分析といった統計技法を用いて得られた内容を検討することが必須となる。第2に、ワーク・エンゲージメントの全体把握を通じて、組織行動論の全体把握も行う。したがって、組織行動論との関連から、ワーク・エンゲージメントに関する最新研究を理解することが目的となる。 |
学修の到達目標 | 第1に、ワーク・エンゲージメントの把握、特に、理論的・実証的の両側面からの把握ができるようになり、同時に、相関分析、因子分析、回帰分析、共分散構造分析といった統計技法を用いて得られた内容を理解できる。第2に、ワーク・エンゲージメントの全体把握を通じて、組織行動論の全体把握が可能になる。したがって、組織行動論との関連から、ワーク・エンゲージメントに関する最新研究を理解できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 発表の内容ならびに、質疑応答の内容で評価する。 |
授業の方法 | |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 組織行動論に関連する研究は、アンケート調査を用いた内容が多い。そこで、組織行動論の各トピックに関するアンケート調査結果を解読し、従業員の心的状況をデータとして把握し、また、実際の調査を行う場合の調査票の検討も含めて進めたい。 |
教科書 | Bakker, A.B., and Leiter, M. P.(2010), ”Work Engagement a handbook of essential theory and research”, Psychology Press(島津明人総監訳『ワーク・エンゲイジメントー基本理論と研究のためのハンドブックー』星和書店, 2014年) 浦上昌則・脇田貴文『心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方 改訂版』東京図書, 2020年。 |
参考書 | 外島裕監修、 田中堅一郎編『産業・組織心理学エッセンシャルズ【第4版】』ナカニシヤ出版, 2019年。 開本浩矢編『組織行動論 (ベーシック+) 』中央経済社, 2019年。 Stephan P., & Timothy J. (2017), Essentials of Organizational Behavior 14THedition, Pearson. |
オフィスアワー | 月曜日12:00~13:00 |
受講要件 | 統計に関する知識が必要である。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 人的資源管理論特講 |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18948 |
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キーワード | ワーク・エンゲージメント、パフォーマンス、バーンアウト |
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Key Word(s) | Work Engagement, Performance, Burnout |
学修内容 | 学修内容例 第1回: イントロダクション 第2回: ワーク・エンゲージメントとは(1) 第3回: ワーク・エンゲージメントとは(2) 第4回: ワーク・エンゲージメントとワーカホリズム(1) 第5回: ワーク・エンゲージメントトワーカホリズム(2) 第6回: ポジティブ心理学と活力(1) 第7回: ポジティブ心理学と活力(2) 第8回: ワーク・エンゲージメントと仕事の要求度ー資源モデル(1) 第9回: ワーク・エンゲージメントと仕事の要求度-資源モデル(2) 第10回: ワーク・エンゲージメントと心的エネルギー(1) 第11回: ワーク・エンゲージメントと心的エネルギー(2) 第12回: ワーク・エンゲージメントとパフォーマンス(1) 第13回: ワーク・エンゲージメントとパフォーマンス(2) 第14回:ワーク・エンゲージメントの将来(1) 第15回:ワーク・エンゲージメントの将来(2) 期末試験の有無:無 なお、(1)が教科書による基本的内容の把握、(2)が最新の文献の検討である。(2)では、『日本労務学会誌』を代表とする学術雑誌の検討を行う。 |
事前・事後学修の内容 | この授業は、受講生の発表が主な内容となる。したがって、事前学修は発表レジュメの作成である。レジュメ作成に至る過程で、文献調査やプレゼン資料の作成等の能力が身につく。事後学修は、発表時に私や他の受講生から提示された質問について、その内容を把握し応答する過程でなされる。うまく答えられなかった項目等をもう一度検討しなおすことで、さらなる気づきが得られる。なお、学術論文の検討を行う際に、統計手法を用いた結果を読み込むことが必要となる。数学・統計の知識が乏しいと、論文内容の把握ができなくなるため、数学・統計に自信がない場合は受講されない方がよい。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |