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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 【遠隔】社会保障論 | |
しゃかいほしょうろん | ||
Social Security | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 村田 美希(非常勤講師) | |
MURATA,Miki | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 厚生労働省が公表した2023年度分の年金納付率は、76.1%でした。11年連続で改善していますが、満額の年金を受け取れないなど高齢期の貧困が課題となっています。年金財源の運営方法の不透明性、世代間の給付率格差や度重なる制度改正により、はたして将来年金を受け取ることができるのだろうか、という年金制度に対する不信感が若い世代の間で広まっていることに加え、非正規労働者が増えたことも原因と考えられます。 年金をはじめとした社会保障制度は、家族が果たしてきた社会保障機能の低下と生活意識や社会経済情勢の変化を反映した社会保障制度へと多様な対応が迫られています。 本講義ではとりわけ社会保険と保育サービスに重点を置き、少子高齢化社会での信頼のおける社会保障制度とはいかなるものなのか、解説を行います。 |
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学修の目的 | 学生が社会保障の現状と課題を理解した上で、一人ひとりが理想とする社会保障の将来像を考えられるようになることを目的とします。 |
学修の到達目標 | 本講義の学修の到達目標は以下の通りです。 1.日本の社会保障制度と財政の仕組みが説明できる。 2.社会保障制度や公共政策の課題を記述することができる。 3.現実の政策と経済理論とのつながりについて、経済学的思考をもとに説明できる。 4.持続可能な社会保障制度について自分の考えを述べることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 成績評価方法:各講義テーマに関するミニッツペーパー30%、授業課題70%、合計100%。60%以上で合格とします。 成績評価基準:到達目標1,3については、授業課題で評価します。到達目標2,4については、ミニッツペーパーで評価します。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | 西村淳編著 『入門テキスト 社会保障の基礎(第2版)』 東洋経済新報社 2022 |
参考書 | 厚生労働省編 『厚生労働白書』各年版 厚生労働省HPよりDL可 内閣府編『高齢社会白書』各年版 内閣府HPよりDL可 内閣府編 『少子化社会対策白書』 各年版 こども家庭庁HPよりDL可 椋野美智子・田中耕太郎著『はじめての社会保障 第21版』有斐閣アルマ 2024 駒村康平編著 『新・福祉の総合政策』 創成社 2018 小塩隆士著 『社会保障の経済学 第4版』 日本評論社 2013 |
オフィスアワー | 質問などはmurata@haruka.otemon.ac.jpにメールで問い合わせてください。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18904 |
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キーワード | 年金、医療、介護、子育て支援、生活保護 |
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Key Word(s) | Pension Security, Health Economics, Long-Term Care Insurance, Child Care Support Services, Public Assistance System |
学修内容 | 第 1回オリエンテーション,社会保障総論1 第 2回社会保障総論2 第 3回年金の意義と仕組み 第 4回年金制度の歴史と課題 第 5回年金の経済学 第 6回医療制度の意義と仕組み 第 7回医療制度の歴史と課題 第 8回医療の経済学 第 9回介護保険制度の仕組みと実態 第10回高齢者福祉の課題 第11回児童福祉と子育て支援の意義と仕組み 第12回子育て支援政策の課題 第13回生活保護の意義と仕組み 第14回社会保障と財政 第15回講義内容の総括 |
事前・事後学修の内容 | 事前学習:指定された文献を読んでおく。 事後学習:(1) 講義内容を復習し、500字程度でまとめる。(2) 指定された課題を実施する。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |