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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英文学演習Ⅱ | |
えいぶんがくえんしゅうに | ||
British Literature SeminarⅡ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 関 良子(人文学部) | |
SEKI, Yoshiko | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | Moodleコースは、新年度になってから作成されます。受講希望者は初回授業に出席してください。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | Henry Mayhew's _London Labour and the London Poor_(1861)を精読する。 ヘンリー・メイヒュー(Henry Mayhew, 1812-87)は19世紀イギリスのジャーナリストで、絵入り週刊諷刺雑誌『パンチ』(Punch, 1841-)の創始者の一人でもありました。授業では、彼が書いた、貧困層の人びとのロンドン路地裏での暮らしを記録したルポタージュの中から、受講生の関心に合わせていくつかの記事をピックアップして精読し、19世紀社会小説の舞台となるロンドンの路地裏生活について理解を深めます。 |
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学修の目的 | 1) 英語で書かれた文献を丁寧に読解し、原文のニュアンスを理解できるようになる。 2) ルポタージュの精読を通して、社会問題等についても関心をもち、自分自身の意見を形成できるようになる。 |
学修の到達目標 | 1) 英語表現の細部に気を配りながら一次文献を丁寧に読解することができるようになる。 2) 英語で書かれた一次文献や批評論文を丁寧に読み、要点をまとめることができる。 3) ルポタージュの精読を通して、19世紀イギリスの都市生活における社会問題について理解し、自分の意見を形成することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 担当時の報告内容 (30%) /ディスカッション(30%) /レポート(40%) |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 教員と学生、学生相互のやり取りが、ほぼ英語で進められる授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | Henry Mayhew, _London Labour and the London Poor_ Ed. Robert Douglas-Fairhurst (Oxford University Press, 2012) ISBN: 978-0-19-969757-1 |
参考書 | ヘンリー・メイヒュー『ヴィクトリア時代 ロンドン路地裏の生活誌』ジョン・キャニング 編/植松靖夫 訳 全2巻 原書房,2011年 ヘンリー・メイヒュー『ロンドン貧乏物語―ヴィクトリア時代 呼売商人の生活誌』植松靖夫 訳 悠書館,2013年 角山栄・川北稔『路地裏の大英帝国―イギリス都市生活史』平凡社ライブラリー,2022年 喜安朗・川北稔『大都会の誕生―ロンドンとパリの社会史』ちくま学芸文庫,2018年 その他、授業中に紹介します。 |
オフィスアワー | 初回授業時にお知らせします。 |
受講要件 | 受講に興味がある学生は事前に相談してください。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ヴィクトリア朝 ロンドン ルポタージュ 民俗誌 路地裏で暮らす人々 |
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Key Word(s) | Victorian Era, London, reportage, ethnography, Street Folks |
学修内容 | 第1回:オリエンテーション 第2回~第10回:Henry Mayhew's _London Labour and the London Poor_ 精読 第11回~第13回:関連論文の講読 第14回:レポート構想の発表 第15回:レポート草稿の提出、フィードバック |
事前・事後学修の内容 | 毎回指定された箇所を予習として読んでくる。 作品に関連した論文を、CiNii、J-Stage、JSTORなどで探し、読み進める。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |