シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2024 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | イギリス文学演習H | |
いぎりすぶんがくえんしゅうえいち | ||
Seminar in English Literature H | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2100-230
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
|
授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 関 良子(人文学部) | |
SEKI, Yoshiko | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)の戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』(Lady Windermere's Fan, 1892)および短編小説 "Lord Arthur Savile's Crime" (1887)を精読します。ワイルドの文学作品に散りばめられたウィット、上流社会への諷刺を、精読により読み取り、そこから生じたトピックについて受講者間でディスカッションを行います。 |
---|---|
学修の目的 | 1) 英語で書かれた戯曲、小説を丁寧に読解し、原文のニュアンスを理解できるようになる。 2) 英文学作品の鑑賞を通して、社会問題等についても関心をもち、自分自身の意見を形成できるようになる。 |
学修の到達目標 | 1) 英語表現の細部に気を配りながら一次文献を丁寧に読解することができるようになる。 2) 単に読解するだけでなく、読んだ内容を翻訳する、あるいは咀嚼して自分の言葉で説明することができるようになる。 3) 課題範囲の内容を情報の過不足なくレジュメにまとめ、報告できるようになる。 4) ディスカッションに積極的に参加し、議論を円滑に進めることができる。 5) 一次文献をもとに論点を自分で見つけ、レポートで論じることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 期末レポート 50%,発表担当時の課題への取り組み 30%,通常授業時の議論への貢献 20% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | Oscar Wilde, _The Major Works including The Picture of Dorian Gray_ (Oxford University Press, 2000) ISBN: 978-0-19-954076-1 ※ 版が違うとページ数や注釈が異なりますので、必ずこのISBNのテキストを入手してください。 ※ 前期の「イギリス文学演習G」および、小嶋ちひろ先生担当の「イギリス文学演習Ⅰ」でも同じテキストを使用します。 |
参考書 | オスカー・ワイルド『サロメ・ウィンダミア卿夫人の扇』西村孝次訳(新潮文庫,1953年) オスカー・ワイルド『カンタヴィルの幽霊/スフィンクス 』南條竹則 訳(光文社古典新訳文庫,2015) その他、授業の中で紹介します。 |
オフィスアワー | 水曜日3-4時限 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 必須ではないが、「イギリス文学概論」および「イギリス文学演習G」を履修していることが望ましい。 |
発展科目 | 英語関係科目、文学関係科目、地域関係科目 |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18921 |
---|
キーワード | オスカー・ワイルド 唯美主義 19世紀イギリス世紀末文学 デカダンス 倫理と美 |
---|---|
Key Word(s) | Oscar Wilde Aestheticism Fin-de-siecle decadence morals & beauty |
学修内容 | 第1回: イントロダクション/オスカー・ワイルドの紹介 第2回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 1-1)とディスカッション 第3回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 1-2)とディスカッション 第4回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 1-3)とディスカッション 第5回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 2-1)とディスカッション 第6回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 2-2)とディスカッション 第7回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 2-3)とディスカッション 第8回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 3-1)とディスカッション 第9回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 3-2)とディスカッション 第10回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 4-1)とディスカッション 第11回:『ウィンダミア卿夫人の扇』講読(Act 4-2)とディスカッション 第12回:『アーサー・サヴィル卿の犯罪』講読(Parts 1~2)とディスカッション 第13回:『アーサー・サヴィル卿の犯罪』講読(Parts 3~4)とディスカッション 第14回:『アーサー・サヴィル卿の犯罪』講読(Parts 5~6)とディスカッション 第15回: ディスカッション/総括 |
事前・事後学修の内容 | 事前学修として、予定範囲のテキストを精読しておくこと。自分の発表回の発表準備をしておくこと。ディスカッションのための論点の整理をしておくこと。 事後学習として、授業でのディスカッションの論点を整理し、期末レポートのテーマを考えておくこと。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |