三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・社会
科目名 地理学
ちりがく
Geography
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
73,74,75 期生
卒業要件の種別 選択必修
AⅡ類(社会科教育コース)において、地理学で卒論を書く学生の選択必修科目
授業科目名 水文学概論
すいもんがくがいろん
Introduction to Hydrology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
edu-sosc-GEOG3023-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 7, 8時限
具体的な開講日程については、受講生に後日連絡します。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 宮岡邦任

MIYAOKA Kunihide

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 地域における水資源管理や水環境政策については、近年の地球環境変化や社会環境の変化に適応しながら構築していく必要がある。学校現場においても水を素材とした地理教育を考えたときに,最低限の水文学的な基礎知識は必ず必要になる.以上のような背景から,本講義では,水文学の基礎知識を習得することを目標に,具体的にいくつかの地域における水文環境や環境問題を事例に解説していく.
学修の目的 小中高で扱われる地理学の内容の中で,特に環境・防災に関連する部分での地理学の専門知識の必要性を理解する。
学修の到達目標 地域の環境・自然災害などの問題について,水文循環を通して理解できるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 筆記試験80%,課題提出20%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 学校現場における社会科授業において、地理学の専門的視点に立って教科書の内容と関連づけられるような構成を心がける。
教科書 教科書は用いず,必要に応じて資料を配付する.
参考書 適宜紹介する
オフィスアワー 事前に下記アドレスから日程調整をお願いします。
miyaoka@edu.mie-u.ac.jp
受講要件 地理学概論が履修済みであること。自然地理学概論を履修済みあるいは本講義と並行して履修していること。
地理学専攻生は2年次での履修が望ましい。
予め履修が望ましい科目 地理学概論,教養教育における自然地理学に関する科目
発展科目 水文学特論
その他 色鉛筆(12色程度),定規,電卓(四則計算ができる程度)を常に持参すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地域、水環境
Key Word(s) region, hydrological conditions
学修内容 1.Intoroduction
2.流域の概念
3.降水
4.蒸発散
5.河川水
6.湖沼水
7.地下水
8.水質Ⅰ(現場での測定)
9.水質Ⅱ(実験室での分析)
10.河川水-地下水の交流関係
11.地域における水文環境
12.水利用
13.小学校教科書での水文学の扱われ方
14.中学校教科書での水文学の扱われ方
15.身近な水文環境を考える
16.試験
事前・事後学修の内容 事前学習:地理学概論レベルの地形図読図ができるように復習しておくこと。
事後学習:授業で扱った内容と各種学校の教科書の内容について関連付けを行っておくこと。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University