三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 言語科学演習A
げんごかがくえんしゅうえー
Seminar in Language Science A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-320
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 齋藤 広明(人文学部)

SAITO, Hiroaki

SDGsの目標
連絡事項 Moodleコース:https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19248

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・人間が生得的に持っているとされる言語知識・能力について、主に意味解釈の観点から観察する。
・意味論における基本的な概念と分析方法について概観する。
学修の目的 ・(形式)意味論における基本的な概念について理解する。
・自然言語の基本的な文の意味解釈について理解する。
・自然言語における統語と意味の対応関係について理解する。
・統語構造に基づいて、どのように意味解釈が計算されているのかを学ぶ。
学修の到達目標 ・意味論における基本的な専門用語について、自分の言葉で説明することができる。
・自然言語(特に英語)の基本的な文に関して、その意味解釈を説明できる。
・統語構造に基づいて意味解釈を計算することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 問題演習3回(それぞれ20%)と期末プロジェクト(40%)によって評価する(合計60%で合格)。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 Larson, Richard K. 2022. Semantics as Science. MIT Press.
参考書 適宜授業で提示します。
オフィスアワー 初回授業でお知らせします。
受講要件 統語論の基礎的な知識(句構造規則)があることが望ましい。
予め履修が望ましい科目 言語科学概論A・B
発展科目 言語科学・英語学関係科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 理論言語学、(形式)意味論
Key Word(s) theoretical linguistics, (formal) semantics
学修内容 第1回: 導入
第2回: What is semantics?
第3回: The domain of semantics
第4回: The form of semantic theory
第5回: Introducing T-theories (1)
第6回: Introducing T-theories (2)
第7回: 問題演習
第8回: Building a semantic theory: Simple sentences
第9回: Extending the theory (1)
第10回: Extending the theory (2)
第11回: 問題演習
第12回: Names and predicates
第13回: More on predicates
第14回: 問題演習
第15回: 期末プロジェクト
事前・事後学修の内容 事前学習:テキストの指定箇所を読む。
事後学習:授業内容を復習し、指定された問題演習に取り組む。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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