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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)分子素材工学専攻/応用化学専攻 | |
領域 | 主領域 : F; 副領域 : D, E | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 応用化学特別講義IV | |
おうようかがくとくべつこうぎIV | ||
Topics in Applied Chemistry IV | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | EN-PHCH-5
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 臼井 聡(非常勤講師:新潟大学) | |
Usui, Satoshi | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 講義日と内容は、後日、下記のmoodleのページと応用化学棟の掲示板で案内する予定です。 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19218 連絡窓口:岡崎隆男(工学部3号館3階3302室) * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 応用化学に関する基礎と応用について、外部の講師の先生の講義を通じて学習する予定です。 光化学反応のダイナミックス解析のための分光学的・速度論的手法を学習し、光化学反応の理論的な理解のための基礎知識を習得する。 (Course description/outline) Students learn fundamental knowledge, technical terms, and inspection techniques which are essential for the research of photochemical processes. |
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学修の目的 | 応用化学に関する基礎と研究についても理解を深め、自分の研究活動に応用できる。 (Learning objectives) Students understand basic concepts and technical terms of photophysics and apply the knowledge to their research. |
学修の到達目標 | 自分の研究活動における実施や考察の一助となる程度にまで応用化学に関する基礎を理解する。 (Achievements) Students acquire the capacity to understand basic concepts and technical terms of photophysics. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席と学習状況、課題レポートに基づいて、評価する。 (Grading policies and criteria) Class attendance and attitude in class, Report. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | |
参考書 | 光科学全般の参考書として以下のものを薦める。 分子分光学の原理 N.J.Turro 井上晴夫訳 丸善 ・化学(特に有機化学)系の学生に薦める。 光化学I 井上晴夫他 丸善出版 光化学―光反応から光機能性まで 杉森彰他 裳華房 ・化学を主とするが、材料系の応用についての記述が充実している 光化学―基礎と応用― 村田滋 東京化学同人 ・物理系の学生には以下の参考書を薦める。 光・物質・生命と反応(上・下) 谷垣俊昭 丸善 |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 有機光化学 |
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Key Word(s) | Organic photochemistry |
学修内容 | 1. 光と分子の相互作用に関する基本原理 1.1 分子の電子構造と励起状態 1.2 吸光係数、振動子強度の量子論的取り扱い 1.3 遷移モーメントの近似計算 1.4 Frank-Condonの原理 1.5 スピン多重度 1.6 電子遷移モーメント 2. 光励起状態の失活過程 2.1 振動緩和 2.2 内部転換 2.3 項間交差 2.4 蛍光 2.5 リン光 3. 励起状態の消光過程 3.1 消光の動力学 3.2 電子移動消光 3.3 エネルギー移動消光 3.4 エキシマー、エキシプレックス 4. 光化学反応の道具 4.1 光源 4.2 分光器 4.3 波長変換 5. 光反応の分析法 5.1 量子収率 5.2 フラッシュフォトリシス (Course contents) 1. Fundamental Principles of Interactions between Photon and Molecules 1.1 Electronic Structures of Molecules in Excited State 1.2 Quantum Mechanical Treatment of Extinction Coefficients and Oscillator Strength 1.3 Approximation of Transition Moment 1.4 Frank-Condon Principle 1.5 Spin Multiplicity 1.6 Electronic Transition Moment 2. Deactivation Processes of Excited State 2.1 Vibrational Relaxation 2.2 Internal Conversion 2.3 Intersystem Crossing 2.4 Fluorescence 2.5 Phosphorescence 3. Quenching of Excited State 3.1 Kinetics of Quenching Process 3.2 Electron Transfer Quenching 3.3 Energy Migration 3.4 Excimer and Exciplex 4. Apparatus for Photochemical Reactions 4.1 Light Source 4.2 Monochrometer 4.3 Oscillator 5. Analytical Methods for Photochemical Reactions 5.1 Quantum Yield 5.2 Flash Photolysis |
事前・事後学修の内容 | |
事前学修の時間: 事後学修の時間:120分/回 |