三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・特別支援教育に関する専門科目(A類)
科目名 免許状に定められることとなる特別支援教育領域以外の領域に関する科目 免許状に定められることとなる特別支援教育領域以外の領域に関する科目
めんきょじょうにさだめられることとなるとくべつしえんきょういくりょういきいがいのりょういきにかんするかもく
受講対象学生 教育学部
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 軽度発達障害者の心理・生理・病理/発達障害者の心理・生理・病理
けいどはったつしょうがいしゃのしんり・せいり・びょうり/はったつしょうがいしゃのしんり・せいり・びょうり
Psychology, Physiology and Pathology of Individuals with Developmental Disorders
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-spec-MEDC1041-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 松浦 直己(教育学部)

Naomi Matsuura, Ph. D.

実務経験のある教員 神戸市の公立小学校で約15年間教諭経験を有する。通常学級および特別支援学級担任を経験し、特別支援教育コーディネーターとして実務を取り仕切った。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 DSM5における神経発達症群は6つに分類されており、その診断基準や発生率も明記されている。医学的基準のみならず、事例や映像で確かめながらそれぞれの障害を理解していく。発達障害にしばしば合併する、「秩序破壊的・衝動制御・素行症群」や通称愛着障害といわれる、「ストレス関連症群」についても詳説する。
学修の目的 テーマ:発達障害は複数存在し、しばしば合併し環境要因により増悪することもある。そのようなメカニズムを理解した上で、教育現場などで、より適切な対処スキルの基盤となる知識・理解を習得
学修の到達目標 到達目標:発達障害の要因などについて理解した上で、通常学級に在籍する子どもたちの困難性や深刻度を評価できるようになる。実際に教育現場などで、そのような子どもたちに対して、学習指導や生活指導、生徒指導においてより適切な対処が可能となる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回の授業に、前回内容の小テストを行う。必要に応じてレポートを求める。小テストの成績および授業態度などを総合的に勘案して評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)
オフィスアワー 月曜日の午後(13:00-16:00)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 発達障害、特別支援教育、中枢神経系、ADHD、ASD、発達性ディスレクシア
Key Word(s) Developmental Disorders, Special Needs Education, ADHD, ASD, Developmental Dyslexia
学修内容 講義:それぞれの授業では、特定の障害(症状)を取り上げ、その診断基準、精神病理の特徴、学校内外での様子、発生率、治療について体系的に講義する
事前・事後学修の内容 特に事後学修を重視する。授業で講義した内容を次回の授業の始めに小テストで理解の程度の確認をする。医学的な内容が多く、難解な用語も多出することがあるので、十分に復習をすること
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

Copyright (c) Mie University