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科目の基本情報

開講年度	2024 年度
開講区分	教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・理科

科目名	小学校の教科の指導法
	しょうがっこうのきょうかのしどうほう
	Teaching methods for elementary school subjects

受講対象学生	教育学部, A 類学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次～74，75～期生
卒業要件の種別	選択
授業科目名	初等教科教育法(理科）
	しょとうきょうかきょういくほう（りか）
	Teaching Methodology for Elementary Education（Science）
単位数	2 単位
ナンバリングコード	educ-comn-SCIE2112-001

開放科目	非開放科目
開講学期	後期
開講時間	金曜日 5, 6時限
授業形態	対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業
開講場所	教育学部校舎１号館４階　PBL7教室
担当教員	杉澤　学（教育学部）
担当教員	SIGISAWA,Manabu
実務経験のある教員	小学校において教諭、主幹教諭、副校長として30年以上、理科の授業実践に取り組んだ実務経験を活かして、実践事例を紹介する。
SDGsの目標
連絡事項	* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要	小学校理科の学習指導要領は物理（エネルギー）、化学（粒子）、生物（生命）、地学（地球）の４領域より構成され、それぞれの領域が系統的に構成され、領域の特性に応じた教材・指導法が存在する。そこで本授業では学習指導要領の系統性及び問題解決の力と過程を理解するととともに、教材研究及び授業実践の具体的事例に即して学習指導論（個別最適な学び・協働的な学びを含む）や教材論（理科の見方・考え方を含む）、単元の構想、学習指導案の作成、ICT活用、安全指導、理科環境の整備等について扱う。授業のまとめとして模擬授業の実施と省察を行う。
学修の目的	小学校理科の学習指導要領の理念・目標及び内容を理解するとともに、理科の学習指導の基礎となる理論およびそれを実際の授業の設計・実施・評価・改善に適用していく能力を身に付け実践できるようになる。
学修の到達目標	・小学校の学習指導要領における理科の理念・構造を理解できるようになる。・理科の学習過程を理解し、理科の特性に応じた学習指導案の作成及び評価の基本的な考えを理解できるようになる。・児童の素朴概念等の自然認識の特性と、それに応じた学習指導論を理解できるようになる。・理科学習を通して育てたい問題解決の力を理解できるようになる。・児童主体の個別最適・協働的な理科の学びを理解し、それらを踏まえた教材開発や学習指導ができるようになる。・理科の問題解決過程で児童が働かせる理科の見方・考え方を理解し、指導計画、教材研究、授業評価、授業改善に活かすことができるようになる。・理科学習にICT機器を効果的に活用することができるようになる。・理科の各領域（物理・化学・生物・地学）の特性とそれに応じた指導上の留意点を理解できるようになる。・理科の安全指導、理科園や理科室等の環境整備ができるようになる。・模擬授業とその振り返りを通して単元構想から授業改善のプロセスを理解できるようになる。
ディプロマ・ポリシー	○ 学科・コース等の教育目標　教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。　教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。　教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。 ○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。 ○ 全学の教育目標感じる力 ○感性 ○共感 ○主体性考える力 ○幅広い教養 ○専門知識・技術 ○論理的・批判的思考力コミュニケーション力 ○表現力(発表・討論・対話) ○リーダーシップ・フォロワーシップ　実践外国語力生きる力 ○問題発見解決力 ○心身・健康に対する意識 ○社会人としての態度・倫理観
成績評価方法と基準	授業内課題（４０％）、模擬授業の実施（２０％）、論述テスト（４０％）
授業の方法	講義実験実習実技
授業の特徴	PBL 問題提示型PBL（事例シナリオ活用含）問題自己設定型PBL 特色ある教育プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 eポートフォリオを活用する授業その他、能動的要素を加えた授業（ミニッツペーパー、シャトルカードなど）英語を用いた教育
授業アンケート結果を受けての改善点	毎回の授業において振り返り活動を設定し、授業内容に対する質疑や感想、質問などを把握した上で、次回の授業冒頭にそれらに対するフィードバックを行う。また、それらをもとに授業およびカリキュラム改善を行う。
教科書	小学校学習指導要領解説理科編（平成２９年告示　文部科学省）「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料小学校理科（国立教育政策研究所教育課程研究センター著、東洋館出版社）
参考書	授業中に適時資料を配布したり参考書を紹介したりする。
オフィスアワー	毎週木曜日　13時～14時　教育学部校舎１号館　２F・２４５メールやムードル上でのメッセージ機能等での事前予約が必要です。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL

キーワード	観察、実験、問題解決、理科授業、小学校
Key Word(s)	observation, experiment, problem solving, science class, primary school
学修内容	授業計画第１回：理科教育の原理第２回：初等理科カリキュラムの構成原理第３回：小学校学習指導要領の変遷第４回：現行の小学校学習指導要領の理念、目標、内容の系統性第５回：素朴概念等の児童の自然認識の特性とそれに応じた学習指導論第６回：理科の問題解決の力及び過程とそこで児童が働かせる理科の見方・考え方第７回：理科における個別最適な学びと協働的な学びの指導法第８回：小学校における基礎的観察・実験技能と安全指導第９回：生物・地学領域の特性を踏まえた教材研究と単元の指導構想第１０回：物理・化学領域の特性を踏まえた教材研究と単元の指導構想第１１回：理科におけるICTの効果的な活用とその指導事例第１２回：理科の学習評価の目的と方法第１３回：指導と評価の計画と学習指導案の作成第１４回：模擬授業の実施と省察第１５回：理科の安全指導、環境構成及び理科教育の動向定期試験は実施しない。
事前・事後学修の内容	事前学修　ムードルの資料や学習指導要領理科解説で予習したり、教材作成を行ったりする。事後学修　配布プリント等で復習を行う。
事前・事後学修の内容	事前学修の時間:60分/回　　　事後学修の時間:60分/回