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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 共通教育・教養基礎科目 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 日本文化論B | |
にほんぶんかろんB | ||
Japanese Culture B | ||
授業テーマ | 日本の海女文化 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | gedu-libr-JHIS1321-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 歴史・文化 | |
分類・領域 |
教養統合科目・地域理解・日本理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象) |
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開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 塚本 明 | |
TSUKAMOTO, Akira | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 素潜りで漁を営む女性、海女の文化的価値が、近年注目されてきている。原始以来の長い歴史を持つだけでなく、資源管理による持続可能な生業形態を取り、男女協働、無理をしない働き方である点など、現代の私たちが海女文化に学ぶべき点は数多い。 世界中で女性の潜水漁は、歴史的には日本と韓国済州島にしか存在しない。日本では、鳥羽・志摩が古くから現代までその中心地である。女性が潜る理由、近代の朝鮮出漁など広域的な出稼ぎや観光海女の歴史などにも触れつつ、その豊かな歴史文化と現代的意義を論じたい。 |
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学修の目的 | 日本の海女文化の歴史と現状を、鳥羽・志摩地域を中心に、様々な角度から考える。 |
学修の到達目標 | 日本の海女文化、特に鳥羽・志摩の海女の歴史と現状を認識し、様々な角度から考えられるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席時のコメントカード40%(4回以上欠席すると、自動的に試験を受ける資格を失う)、試験60%。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 学生の感想、要望を随時聴取する。 |
教科書 | 塚本明『鳥羽・志摩の海女 素潜り漁の歴史と現在』(吉川弘文館、2019年) |
参考書 | 『目で見る鳥羽・志摩の海女』(海の博物館・海女振興協議会、2019年) |
オフィスアワー | 木曜日15時~16時、他。人文学部資料室。要予約(メールでご連絡ください)。 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし。 |
発展科目 | 日本の歴史、日本歴史演習 |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18803 |
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キーワード | 日本の海女文化を探る |
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Key Word(s) | Culture of the Japanese AMA |
学修内容 | 1.オリエンテーション 2.原始社会の海女 3.文字に登場する海女 4.近世の海女漁の実態 5.近世の海女漁の技術と漁獲物流通 6.海女の出稼ぎⅠ(近世) 7.海女の出稼ぎⅡ(近代) 8.海女の出稼ぎⅢ(朝鮮出漁の影響) 9.観光海女の起原 10.歴史上の観光海女 11.近代の海女調査 12.近代の新聞報道に見る海女 13.海女文化振興と日韓交流 14.海女文化を巡る現代 15.試験 ※受講生の関心の所在により変更することがあります。 |
事前・事後学修の内容 | 各回ごとの講義内容の整理・理解。 教科書や随時紹介する参考文献を読む。 鳥羽市にある海の博物館や関係諸機関の現地見学など。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |