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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 欧米思想文化論演習 II | |
おうべいしそうぶんかろんえんしゅうに | ||
Seminar in Western Philosophy II | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 野上 志学(人文学部) | |
NOGAMI,Shigaku | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 20世紀の英米哲学、分析哲学(analytic philosophy)はまず、言語哲学(philosophy of language)として発展を遂げた。現在の分析哲学は言語哲学以外の分野も飛躍的に発展したとはいえ、言語哲学の知識は現在でも分析哲学を学ぶ上で重要である。この演習では言語哲学の基礎を学ぶ。 |
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学修の目的 | 分析哲学の基礎的知識を身に着けることで、より発展的な文献に取り組む力を養うことができる。 |
学修の到達目標 | 言語哲学の基本的文献を英語で読解できるようになる。分析哲学の基礎知識が身につく。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 中間レポートと最終レポートによる。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 参加者の関心に応じて、扱う文献、トピックは柔軟に変更する。提出されたレポートには個別にフィードバックを行う。 |
教科書 | Herman Cappelen, Josh Dever, Context and Communication (Contemporary Introductions to Philosophy of Language). Herman Cappelen, Josh Dever, Puzzles of Reference (Contemporary Introductions to Philosophy of Language). (いずれも事前に用意する必要はありません。) |
参考書 | 飯田隆『言語哲学大全III:意味と様相(下)』、勁草書房 |
オフィスアワー | 木曜日12:20-12:50、14:30-15:00 オフィスは野上研究室(人文学部3階319) 可能な限りメール等でアポイントメントをとってください |
受講要件 | 一定の配慮はするが、英語で書かれた哲学の文献を読むことが要求されるため、英語のリーディング能力が求められる。哲学に関する予備知識は求めない。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 欧米思想文化論演習 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 現代哲学、分析哲学、言語哲学 |
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Key Word(s) | Contemporary Philosophy, Analytic Philosophy, Philosophy of Language |
学修内容 | 第1回 導入 第2回 フレーゲとクリプキ 第3回 指示と信念 第4回 不在のものへの指示 第5回 指標詞 第6回 文脈依存性 第7回 意味の理論とは何か 第8回 可能世界論1 第9回 可能世界論2 第10回 意味特性と内容 第11回 インデックス付きの真理 第12回 固定指示詞 第13回 文脈とは何か 第14回 発話と文脈 第15回 総括 なお、受講者の理解度や関心等によって、内容は前後することがある。 |
事前・事後学修の内容 | 初回を除く各回の講義前に教科書の指定された箇所をレジュメにまとめてくること。講義後は、講義において指摘された点を反映するようにレジュメを修正すること。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |