三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士後期課程)
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
学修効果に鑑み、研究進捗段階を揃えるため、原則D1を対象とする。担当教員の判断により、社会イノベーション特論Ⅵと合同で開催する。履修希望者はシラバスを熟読の上、必ず授業担当教員に事前に相談されたい。
選択・必修 選択
新規履修者(単位取得対象)のみを対象とし、既履修者の聴講は受け入れない。
授業科目名 地域新創造特論Ⅹ
ちいきしんそうぞうとくろん じゅう
Regional DevelopmentⅩ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
inov-inov-INOV-7-0-1-3-010
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

履修希望者にはmoodle上で通年のスケジュール表を示す。

開講時間 水曜日 4, 5, 6, 7, 8時限
各回の目的及び学修効果に鑑み、開講時間・頻度は変則的な形をとる(人数に応じ、水曜12時~16時半の間で調整予定)。初回ガイダンスで進め方を説明するため、履修希望者は必ず出席すること。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 対面ONLY  開講日時および開講場所の詳細は、初回ガイダンスに説明する。

担当教員 松田 裕子

MATSUDA, Yuko

実務経験のある教員 国家公務員、地方公務員の経歴がある

SDGsの目標
連絡事項 この授業では、学生の学修効果を最大限高めるため、一方向的な知識伝達型講義ではなく,双方向型のPBL型授業として、学生の主体性を引き出すアクティブラーニングを重視している。
各履修者の研究テーマを題材とするため、毎回の出席を前提とした能動的参加と、十分な授業外学習時間の確保を伴うことを予め理解されたい。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 社会科学領域の研究においては、基礎となる学問知識、隣接分野の知見・理解とともに、綿密な地域の実態調査に基づく知見の提示等のプラクティカルなスキルが重視される。本授業では、履修者の問題意識、研究テーマを題材とし、国内外の社会経済問題の背景・構造的課題に関する理解を深め、学際的視野から社会科学研究に取組む。
学修の目的 地域イノベーション学研究科の学生として、①社会科学をベースとした学術研究の基礎を修得するとともに、②地域課題の把握に必要な多角的な視点を身に付け、③社会問題の本質を捉える鑑識眼を養う。
学修の到達目標 第1に、学術研究の基礎を身に付ける。第2に、履修者間のディスカッションを通して、多様な価値観を持つ主体とのコミュニケーション力、ファシリテーション力、理論と現場認識に基づく問題発見力を高める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

授業は双方向性を重視し、受講生の演習主体で進めるとともに、受講生に課した課題に関するフィードバックを行いながら授業を展開する。
これらの力を身につけるためには、学生の主体性と継続的な努力が求められる。

成績評価方法と基準 本授業は、双方向型の全員参加型のゼミ形式であり、毎回の出席を前提とする。この意味で、オンデマンドは想定していない。
成績評価においては、各回の能動的参加状況・ディスカッションの内容(50%)、課題・演習の内容(50%)等を踏まえ、総合的に評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 毎年の授業アンケートの結果に加え、本授業独自の満足度調査(moodle上のアンケート)を実施し、その結果を次年度の授業づくりに適宜反映させている。
教科書 受講生の関心に応じて、関連文献や資料等を適宜紹介する。
参考書
オフィスアワー 担当教員とメールで連絡・調整のこと。
受講要件 毎回の出席を前提とした双方向対話型の授業づくりを行うため、意欲的に授業外学修時間を確保すること。
予め履修が望ましい科目 社会経営基礎特論
発展科目
その他 学術研究に真剣に取組む学生の参加を歓迎する。
※学術研究の基礎を疎かにする学生には向いていない。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13308
キーワード 社会科学,公共/地域政策,政策評価,農業経済学, 持続可能性 
Key Word(s) social science, public/regional policy, policy evaluation, agricultural economics, sustainability
学修内容 第1回:ガイダンス 授業の目的・概要説明、各回の発表者の割り振り
    ※履修希望者は必ず出席すること(対面)

※1回あたり授業時間(180〜240分:人数に応じ調整):
 各履修者の研究テーマや学際的なトピックを題材とした課題発表(演習)
 
前期 サーベイ&レビューの徹底
 第2〜5回 サーベイ 初期検索、絞り込み、分野・キーワードの抽出
 第6〜8回 レビュー Critical Reading、質疑応答・全体討論・フィードバック

後期前半 リサーチクエスチョン
 第9〜12回 演習 問い、課題設定、質疑応答・全体討論・フィードバック

後期後半 研究計画
第13〜15回  演習 研究計画、質疑応答・全体討論・フィードバック

※履修者の人数(2名以上を想定。1名の場合、上記授業計画は成立しない)
※履修者の専門知識や学術研究の素養の水準、研究進捗等により、計画変更が不可避なケースもある。
事前・事後学修の内容 授業内容や研究テーマに関する理解や考察を深めるため、課題に基づき、各人が関連文献等のリサーチや発表資料の作成を行う。このため、本授業では事前学修の時間を「最低300分(上限なし)」に設定している。
授業では、提出された課題を題材に、全員でディスカッションを行い、第三者の意見を得て、事後学習に反映させる(最低120分)。
以上全てを総合的に成績に反映させる。
事前学修の時間:300分/回    事後学修の時間:120分/回

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