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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)分子素材工学専攻/応用化学専攻
領域 主領域 : F
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 有機物性化学特論
ゆうきぶっせいかがくとくろん
Organic Chemistry for Materials
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ORBI-5
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 岡崎 隆男(工学研究科応用化学専攻)

OKAZAKI, Takao

SDGsの目標
連絡事項 Moodleの授業ページにご登録ください。
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18967

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 巧みな分子設計と合成法の進歩により、特異な物性・機能をもつ有機化合物が数多く開発されてきた。本特論では有機化合物の特性を議論するための基礎として、有機化学実験の操作と有機分子の物性について講義する。
(Course description/outline)
A number of organic compounds possessing unusual properties and functions have been developed owing to recent brilliant molecular design and the progress in synthetic methodologies. This course deals with the techniques of organic experiments and the structure and stability of organic molecules as the basis to discuss the characteristics of organic compounds.
学修の目的 有機化学実験の操作、有機分子の構造、電子構造、熱力学的安定性、反応性、スペクトル、対称性についての知識と考察力を身につける。
(Learning objectives)
The goal of this course is to obtain the techniques of organic experimenst and the knowledge to discuss the structure, electronic structure, thermodynamic stability, reactivity, spectra, and symmetry of organic compounds.
学修の到達目標 有機化学の重要事項を理解し、自らの研究に活用することができる。
(Achievements)
To become able to understand important points in organic chemistry and to utilize them for the research project of each student
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席、課題提出及び試験により評価する。
(Grading policies and criteria)
Attendance, reports, and examination
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 事前・事後学修しましょう。
(Ideas for improving classes)
教科書 使用しない。
(Textbooks)
No textbook is used.
参考書 有機反応機構の書き方 第2版, R. B. Grossman (著), 奥山 格 (訳), 丸善出版
研究室で役立つ有機実験のナビゲーター 第3版, J. W. Zubrick (著), 上村 明男 (訳), 丸善出版
研究室で役立つ有機化学反応の実験テクニック, J. Leonard (著), B. Lygo (著), G. Procter (著), 田川義展 (訳), 丸善出版
(Reference materials)
オフィスアワー 月曜日15:00~16:00、分子素材棟3階3302室。
(Office hour)
Monday 15:00-16:00 at Department of Chemistry for Materials, 3rd floor, room 3302
受講要件 有機化学研究室で、実験研究を遂行するための講義です。最新の有機化学と共に、実践的な有機実験手法と機器分析法を学びます。
(Prerequisites)
予め履修が望ましい科目 (Courses encouraged to take in advance)
発展科目 有機物性化学演習Ⅰ及びⅡ、有機機能化学特論、有機機能化学演習Ⅰ及びⅡ
(Advanced courses)
Seminar in Organic Chemistry for Materials I and II, Organic Functional Chemistry, Seminar in Organic Functional Chemistry I and II
その他 英語対応授業である。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 有機化学実験、分子構造、分子物性、機能性有機分子
Key Word(s) Organic experiments, Molecular structure, Molecular property, Functional organic molecule
学修内容 有機化学の実験操作と基本的事項について講義する。
第1回 有機化学実験の基本的事項(1) 実験ノート、ガラス器具
第2回 有機化学実験の基本操作(1) 乾燥、再結晶、抽出
第3回 有機化学実験の基本操作(2) 蒸留、加熱還流
第4回 有機化学実験の基本操作(3) クロマトグラフィー
第5回 有機化学実験の機器分析(1) 赤外吸収スペクトル
第6回 有機化学実験の機器分析(2) 赤外吸収スペクトル
第7回 有機化学実験の機器分析(3) 核磁気共鳴スペクトル
第8回 有機化学実験の機器分析(4) 核磁気共鳴スペクトル
第9回 有機化学実験の機器分析(5) 核磁気共鳴スペクトル
第10回 有機化学実験の機器分析(6) 紫外可視光吸収スペクトル
第11回 有機化学実験の機器分析(7) 質量分析スペクトル
第12回 有機化学の基本的事項(1)
第13回 有機化学の基本的事項(2)
第14回 有機化学の基本的事項(3)
第15回 有機化学の基本的事項(4)
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 講義内容を、参考書と講義ノートにより、予習と復習する。演習問題を解いて、理解を深める。
第1回 有機化学実験の基本的事項(1)の予習と復習
第2回 有機化学実験の基本操作(1)の予習と復習
第3回 有機化学実験の基本操作(2)の予習と復習
第4回 有機化学実験の基本操作(3)の予習と復習
第5回 有機化学実験の機器分析(1)の予習と復習
第6回 有機化学実験の機器分析(2)の予習と復習
第7回 有機化学実験の機器分析(3)の予習と復習
第8回 有機化学実験の機器分析(4)の予習と復習
第9回 有機化学実験の機器分析(5)の予習と復習
第10回 有機化学実験の機器分析(6)の予習と復習
第11回 有機化学実験の機器分析(7)の予習と復習
第12回 有機化学の基本的事項(1)の予習と復習
第13回 有機化学の基本的事項(2)の予習と復習
第14回 有機化学の基本的事項(3)の予習と復習
第15回 有機化学の基本的事項(4)の予習と復習
第16回 定期試験
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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