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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
総合工学科応用化学コース
選択・必修 必修
授業科目名 有機化学Ⅰ
ゆうきかがく いち
Organic Chemistry I
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ORBI-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 岡崎 隆男(工学部総合工学科応用化学コース)

OKAZAKI, Takao

SDGsの目標
連絡事項 Moodleの授業ページにご登録ください。
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18965

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 有機分子の化学結合、酸性度、立体構造、命名法ならびに基礎的な反応である求核置換反応、脱離反応、アルケンへの付加反応、ラジカル反応を学ぶ。
学修の目的 有機化学に関する知識と考え方を習得し、さまざまな有機化学の課題を解決する力を身につける。
学修の到達目標 有機化合物の構造と性質、有機反応の起こり方、有機合成の基礎を理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
○自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
○化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 試験に基づいて、評価する。また、出席と学習状況についても考慮する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 必ず、事前・事後学修をしましょう。
教科書 ソロモンの新有機化学Ⅰ第11版(池田正澄ほか監訳、T.W.G.Solomonsほか著、廣川書店)
参考書 ソロモン新有機化学・スタディガイド第11版(池田正澄ほか監訳、T.W.G.Solomonsほか著、廣川書店)
オフィスアワー 月曜日15:00~16:00、分子素材棟3階3302室。
受講要件 講義後、その内容について有機化学演習Ⅰで演習を行います。そのため、開講時間が有機化学演習Ⅰと入れ替わることがあります。
予め履修が望ましい科目 応用化学基礎ⅠおよびⅡ
発展科目 有機化学Ⅱ、有機化学演習Ⅱ、高分子化学、高分子化学演習、有機機能化学、有機合成化学、高分子合成化学
その他 分子の構造や立体化学を理解するために、分子模型は非常に便利です。分子模型として、HGS分子構造模型やCochranes分子模型などが市販されています。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 有機化合物、有機合成、有機反応機構
Key Word(s) Organic compound, Organic synthesis, Organic reaction mechanism
学修内容 第1回 有機化学の基礎:化学結合と分子構造
第2回 炭素化合物の種類:官能基と分子間力
第3回 酸と塩基:有機反応と反応機構序論(1)
第4回 酸と塩基:有機反応と反応機構序論(2)
第5回 アルカンとシクロアルカン:命名法と立体配座(1)
第6回 アルカンとシクロアルカン:命名法と立体配座(2)
第7回 立体化学:キラルな分子
第8回 中間試験
第9回 イオン反応:ハロゲン化アルキルの求核置換反応と脱離反応(1)
第10回 イオン反応:ハロゲン化アルキルの求核置換反応と脱離反応(2)
第11回 アルケンとアルキンⅠ:性質と合成 ハロゲン化アルキルの脱離反応(1)
第12回 アルケンとアルキンⅠ:性質と合成 ハロゲン化アルキルの脱離反応(2)
第13回 アルケンとアルキンⅡ:付加反応(1)
第14回 アルケンとアルキンⅡ:付加反応(2)
第15回 ラジカル反応
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 講義内容を予習と復習し、有機化学演習Ⅰのテストで理解度を確認する。指定の参考書を活用する。
第1回 有機化学の基礎:化学結合と分子構造の予習と復習
第2回 炭素化合物の種類:官能基と分子間力の予習と復習
第3回 酸と塩基:有機反応と反応機構序論(1)の予習と復習
第4回 酸と塩基:有機反応と反応機構序論(2)の予習と復習
第5回 アルカンとシクロアルカン:命名法と立体配座(1)の予習と復習
第6回 アルカンとシクロアルカン:命名法と立体配座(2)の予習と復習
第7回 立体化学:キラルな分子の予習と復習
第8回 中間試験のための学習と振り返り
第9回 イオン反応:ハロゲン化アルキルの求核置換反応と脱離反応(1)の予習と復習
第10回 イオン反応:ハロゲン化アルキルの求核置換反応と脱離反応(2)の予習と復習
第11回 アルケンとアルキンⅠ:性質と合成 ハロゲン化アルキルの脱離反応(1)の予習と復習
第12回 アルケンとアルキンⅠ:性質と合成 ハロゲン化アルキルの脱離反応(2)の予習と復習
第13回 アルケンとアルキンⅡ:付加反応(1)の予習と復習
第14回 アルケンとアルキンⅡ:付加反応(2)の予習と復習
第15回 ラジカル反応の予習と復習
第16回 期末試験のための学習と振り返り
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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